【 2011年1月15日号 】 | |
MSIがイベント実施、Fusionマザーを国内初展示、 オリジナルの萌えキャラやSandy Bridgeノートも |
MSIが同社製品をアピールするイベント「MSI お客様大感謝祭 2011・新春」が15日(土)に開催された。
会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で、開催時間は11:00〜18:00。
イベントでは、同社のSandy Bridgeマザーやビデオカードが展示されたほか、AMDのGPU内蔵GPU「Fusion」を搭載したMini-ITXマザーやSandy Bridge搭載ノートなども「参考展示」として展示されていた。
●FusionマザーボードやSandy Bridgeノートを展示
イベントで最も注目できたのが、AMDのGPU統合CPU「Fusion APU」を搭載したMini-ITXマザーボード「E350IA-E45」の展示。
CPUは基板に直付け。クーラーは別のファン付きタイプに変更される予定だそうマザーボードには1.6GHz動作/デュアルコアのFusion APU「AMD E-350」とチップセットが搭載、実際に操作可能な状態でのデモも実演されていた。
ベンチマークの数値はFINAL FANTASY XIV オフィシャルベンチマークの低解像度モードで500、3DMark 06で2,257だった。
発売予定は「3月上旬」で、予価は1万円台中盤の見込みという。
このほかでは、Sandy Bridge版Core i5を搭載したノートPC「CX640」も展示。展示されていた個体はCore i5-2410M(2.3GHz)を搭載していたが、「発売時には変更する可能性がある」(MSI)という。発売時期は「3月ごろ」で、価格は「13万円ぐらいを検討している」とのこと。
●P67マザーでOCにチャンレンジ、
EFIを操作可能
また、リナックスカフェの入り口ではP67マザー+Core i5-2500KによるOCチャレンジも実施。これは用意してある機材を操作、実際のOCを体験できる、というものだが、興味深かったのはEFIの設定画面を操作できたこと。
EFIは、BIOSに代わるマザーボードの初期起動/設定システムとして今世代から多くの製品に導入されたが、解像度や入力デバイスなどが強化、ユーザーインターフェイスの自由度があがった反面、メーカーごとに操作方法や画面デザインが大きく異なっている。
MSIでは、これについて「P35時代からEFIの開発をしていたのでノウハウがある」とアピール。マウスで操作できることや、EFIから直接ゲームを起動できることなどを紹介していた。
●オリジナルの萌えキャラも登場
名前は今後募集予定
なお会場では、同社スタッフによるセッションのほか、「改造バカ」こと高橋敏也氏も登場、イベントを盛り上げた。
同社イベントでおなじみの石岡氏はインフルエンザでダウンしてしまったそう
同社のウリはチョークコイルを強化した「Military Class II」
新たに搭載したSuper Ferite Choke
USBバスパワーも強化
2月上旬予定のTwin Frozer 3搭載のビデオカード。Radeon 6000番台搭載とのことセッションでは、冒頭に新顔の萌えキャラが突然登場。
このキャラクターはMSIの本社がデザインした新キャラで、同社のキャラクター「ドクターモスくん」の中から出てきた、という設定なのだという。
名前は今後決める予定で、今月配布される同社のカタログに応募方法が記載されるとのこと。
このほかでは、同社Sandy Bridgeマザーボードやビデオカードの特徴などが解説されている。
□エムエスアイコンピュータージャパン
http://www.msi-computer.co.jp/
□MSI お客様大感謝祭 2011・新春(エムエスアイコンピュータージャパン)
http://www.msi-computer.co.jp/info/event/2011_newyear/□関連記事
【2008年4月5日】EFI搭載マザーボードがMSIから登場、ゲームも同梱
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080405/etc_efimb.html