ファンレスのATX電源でこれまでの最大容量は、Seasonic製「SS-460FL」などの460Wだったが、この製品はそれを上回る500Wの容量を実現。代理店のマスタードシードは「高温の環境下では定格出力できないファンレス電源もあるが、この製品は室温45℃でも定格の500W を維持できるよう設計されている」と、信頼性の高さもアピールしている。

　筐体はアルミ製で、放熱性を高めるという「全体ヒートシンク構造」（マスタードシード）を採用。側面パネルなどの大部分にメッシュ状の細かな穴を設けたほか、上面には大型のヒートシンクを装備している。

　本体サイズは幅150×高さ86×奥行き160mm。電源コネクタはメイン（20＋4ピン）、ATX12V（4＋4ピン）、PCI Express（6＋2ピン、6ピン）、SATA（6基）などを備える。

□関連記事
【6月9日】ファンレスの80 PLUS GOLD電源が発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110611/etc_seasonic.html
【2005年8月13日】SilenX LX-4600（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050813/ni_i_pw.html#lx4600