【 2011年8月11日 】 | |
32ポート増やせるSATAカードが登場、約4万円 96TB=3TB×32台も実現可能 |
最大で32基ものSATAポートが使用できる3Gbps SATAカード「DC7280」がHighPointから発売された。実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ただし、接続ケーブルにはmini-SAS(SFF-8087)用のファンアウトケーブルが別途必要。オリオスペックではケーブルとのセット販売も行なっている。実売価格はケーブル4本(16ポート分)とのセットが45,800円、8本(32ポート分)とのセットが51,800円。
●カード1枚で32ポートを増設可能
DC7280は、同社が「Data Center向け」と位置づける大容量ストレージ向け3Gbps SATAインターフェイスカード。最大32基ものSATAポートが使用可能で、6GbpsやRAIDには対応しないものの、比較的安価で大容量ストレージが構築できるのがメリット。3TB HDDへの対応も謳われており、HighPointでは「96TBのストレージも実現できる」ともアピール中。これは3TB HDD×32台の接続例と推測できる。ちなみに3TB HDDの相場は現在約1万円だ。
対応スロットはPCI Express x8で、カードサイズは203×111mm。基板上には8基のmini-SASポートが装備されており、別売りのファンアウトケーブルを接続することで1つのmini-SASポートに最大4基のHDDが接続できる。また、ブザーとLEDによる警告機能もサポートする。対応OSはWindows 7/VistaやLinuxなど。
なお、同様に32ポート備えるインターフェイスカードとしては同じHighPointのRAID対応モデル「RocketRAID 2782」(実売価格79,800円/詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)も今週発売されている。こちらはRAID 0/1/10/5/50などに対応。ポート数は内部24、外部8。
□DC7280 Series(HighPoint Technologies/ディラック)
http://www.highpoint-tech.com/USA_new/series_DC7280.htm
http://www.dirac.co.jp/highpoint/7280/dc7280.html□関連記事
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