最大4画面出力できる比較的安価なビデオカード。メーカーは玄人志向。 この製品は、GeForce 210と、IDTのマルチモニタコントローラ「VMM1402」を2基搭載することで4画面出力を可能としたPCI Express x16対応ビデオカード。映像分岐ケーブル2本が付属しており、本体の2基のコネクタにそれぞれ接続することでDVI-D端子が最大4基使用できる。 GeForce系の安価な4画面出力対応カードとしては、GeForce GTX 460を搭載したZOTACの「ZT-40407-10P」(実売価格2万円台後半)もあるが、今回の製品はその半値以下と安価。 パッケージに書かれた最大対応解像度は「1,920×1,200ドット」。ただし、玄人志向によれば、分岐ケーブル毎の出力解像度は低い側に合わせられるとのことなので注意が必要。「1本の分岐ケーブルに1,280×1,024ドットと1,024×768ドットのディスプレイを接続した場合、PCでは全体の解像度が2,048×768ドットとして認識される」という例も記載されている。 搭載メモリはDDR2 1GB(64bit)。クロックはコア589MHz、メモリ800MHz。本体サイズは幅146×高さ111×奥行き17mm。分岐ケーブルの長さは223mm。対応OSはWindows 7(32bit/64bit)、Vista、XP。
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