【 2011年9月14日 】 | |
iPhoneをスコープに銃撃戦、臨場感抜群の「iPhone用ライフル」登場 ARを活用 |
ライフルを模したiPhone用アタッチメント「appBlaster」がウィズから発売された。AR(拡張現実)を使ったiPhone用ガンシューティングゲームをプレイできる製品で、ライフルを構え、現実空間を背景に戦える、という臨場感の高さが特徴だ。
実売価格は2,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●iPhoneをマウント、ライフルを構えてプレイ
appBlasterは、iPhone 4/3GSや第4世代iPod touchと組み合わせてガンシューティングタイプのゲームがプレイできる一風変わったアイテム。
ゲーム画面
銃床は取り外し可能
iPhone 3GSを取り付けた状態
取り付け方ライフル型のアタッチメントに手持ちのiPhoneを装着し、iPhoneの画面を見ながらプレイするというスタイルだ。トリガーは前後に2つあり、それぞれ引くとiPhone前のレバーが画面をタッチ、iPhone側に入力されるという仕組み。
iPhoneは専用のマウンタを介してアタッチメントに装着する仕組み。実際に試したところ、かなりしっかりと固定され、ゲーム中にアタッチメントを軽く振り回しても外れるようなことはなかった。
現時点でリリースされている対応ゲームアプリは「ALIEN ATTACK」(無料)の1本。画面内に登場する敵キャラクタをレーザーで倒すというシンプルなものだが、ARを使った画面表示がなかなかユニークだ。
iPhoneのカメラで撮影した現実界の映像と、敵キャラクタなどのグラフィックが融合されて表示され、アタッチメントを左右に振ったり傾けたりするとそれにあわせて敵キャラクタも動くようになっている。前トリガーがボムで、後ろトリガーが弾の発射、リロードは、ライフルを上に向けて戻すと行なえる。
なお、短時間プレイした限りでは、現実の物体がゲーム中の障害物になったりするといったシーンは特になく、背景のみに使われている模様だ。
また、9月下旬には別の対応アプリ「ゴーストキャッチャー」がリリースされる予定となっている。
[動画] appBlasterでゲーム / 36秒
※Youtubeで動画を視聴したい方はこちら
appBlaster以外では、レースゲーム向けのiPhone用ハンドルアタッチメント「appWheel」(実売価格1,500円)も発売されている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)ほか、iPhone対応のラジコンヘリ「appCopter」やラジコンカー「appRacer」も後日発売される予定。
appWheel
appWheel
□appLismシリーズ/対応アプリ(ウィズ)
http://www.wizinc.co.jp/applism/products.html
http://www.wizinc.co.jp/applism/apps.html□関連記事
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