マザーボードと電源の向きや位置が変更できるというユニークなPCケース。メーカーはアビー。本体カラーはシルバー、ブラックの2種類で、電源は非搭載。 AS Enclosure X1はアルミ製パネル/カバーとスチール製シャシーで構成されたATXタワーケース。 同社が「RCS(Recombinant Chassis Structure)」と呼ぶフリーレイアウト構造を採用しているのが大きな特徴で、普通のPCケースでは固定されているマザーボードと電源の向き、位置が変更できるようになっている。 具体的には、マザーボードが直立/倒立の2種類から、電源ベイが上部/下部の2種類から、それぞれ選択でき、結果的に4パターンの組み合わせとなる。 レイアウトを変える際はトップカバーやマザーボードベース、電源ホルダーといった多くのパーツやネジを外す必要があるため、頻繁な変更には不向きだが、エアフローや作業のしやすさなど、ユーザーの好みに合わせてレイアウトが変えられるのはなかなか便利だ。 本体サイズは高さ469×幅229×奥行き519mm(インシュレータを除く)。ドライブベイ数は5インチ×10で、5インチベイのスペースに3.5インチシャドウベイ(HDD 6基分)や2.5インチシャドウベイ(HDD 2基分)、スイッチ&フロントI/Oユニット、インテークエアパネルといったパーツが取り付けられる。 スイッチ&フロントI/OユニットにはUSB 3.0ポート(2基)も装備。ケースファンはフロント、リア、トップに120mmサイズが各1基装備されている。
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