【 2011年10月22日 】 | |
腕時計型スマートフォンが登場、7,500円の無保証品 タッチ液晶、カメラ、無線LAN搭載 |
- ※(10/23 13:40更新)動画を追加。
「腕時計型のスマートフォン」という、ユニークな製品が直輸入で発売された。ノーブランドの「GSM Watch」で、実売価格は7,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
通信機能はGSM対応で、無線LAN/Bluetooth通信機能やWAPブラウザなども搭載、液晶画面はタッチパネルになっている。
ただし、ショップによる保証はなし。同店では「入荷元が怪しく、また、内部構造を確認したところ、作りがあまりよくないので無保証品」としている。また、付属マニュアルには「防水ではない」という注意書きもある。あくまでも、「実用ではなくコレクション用」と捉えたほうがよさそうだ。
●Javaアプリが動作、OSは不明
対応回線はGSM
一見、かなり大柄なデジタル腕時計のようなこのアイテムは、実はGSM方式対応の携帯電話。
動画も撮影できる様子
右上の穴がカメラ
カメラ動作中
カードスロット形は腕時計だが、本体表面に1.5インチの液晶パネル、その手前に英字入力にも対応したテンキーなどを備えるというレイアウトは、まさに携帯電話だ。スピーカーも内蔵されている。
液晶パネルはタッチ操作にも対応しており、画面上のアイコンをタッチして機能を選択したりできる。手前のボタンや側面のダイヤルボタンなどでも操作が可能だ。搭載OSは不明だが、同店によれば「Symbianではないか」という。
搭載機能もスマートフォン並に豊富で、実際に操作したところ静止画/動画撮影機能や、写真ビューア、動画プレイヤー、カレンダー、電卓といった機能が一覧に表示されたほか、天気予報アプリ「ForecaWeather」など複数のJavaアプリも搭載されているのが確認できた。マニュアルによれば地図、電子書籍リーダー、WAPブラウザなども搭載しているという。
対応通信方式は、外箱の表示によればGSM850/900/1,800/1,900MHz、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、Bluetooth。スピーカーも内蔵している。
本体側面にはT-FlashカードスロットとUSBポートを装備。裏面のカバーを開けると、2基のSIMスロットにアクセスできる。
ただし、対応言語は英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などで、日本語は含まれていない。付属のマニュアルも英語による表記だ。
なお、同店によれば「この製品の入荷は今回限りで、次回は“同じコンセプトの違う製品”を入荷する計画がある」という。
- GSM Watchの画面 -[動画] GSM Watchを操作 / 1分57秒
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101120/etc_sony.htmlGSM Watch [撮影協力:SOUTHTOWN 437]