1TBプラッタ採用/6Gbps SATA対応のSeagate製3.5インチHDD。容量は1TBで、同社のBarracudaシリーズに属する製品。 新しいBarracudaシリーズは、同社としては初となる1TBプラッタを採用したデスクトップPC向けHDD。64MBの大容量キャッシュとキャッシュ最適化技術「OptiCache」により、旧世代を45%上回る性能向上を実現したほか、サーボ技術「AcuTrac」により高密度トラックでも信頼性の高いアクセスを実現したとしている。 容量ラインナップは250GB〜3TBの全8モデルで、1TB以下のモデルは単一プラッタで構成されている。なお、今回発売された1TBモデル、ST1000DM003の重量は400gとされており、9月に登場した日立製の1TBプラッタHDD「HDS721010DLE630」(450g)より軽量となっている。 ST1000DM003の主なスペックは、ディスク回転数7,200rpm、キャッシュ容量64MB、最大内部転送速度210MB/s、消費電力が標準動作時5.9W、アイドル時3.36W、スタンバイ/スリープ時0.63W、本体サイズが高さ20.17×幅101.6×奥行き146.99mm、重量400g。 ちなみに、Barracudaシリーズについては、他のシリーズを吸収する形で新たなシリーズとして発足したことも発表されている。 米国時間の1日(火)に発表されたプレスリリースによれば、省電力タイプのBarracuda Greenの生産を2012年2月で終了、Barracuda XTとあわせて新たなBarracudaシリーズとするとされている。また、Barracuda XTの名称は、新たなデスクトップPC向けハイブリッドHDDの最速シリーズとして今後用いられる予定という。 □関連記事 【2011年9月16日】1TBプラッタのHDDがついに登場、日立の1TB品 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110917/etc_hgst.html
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