2011年11月26日
 -新製品- OCZ Z-Drive R4 C/R
 
 [製品ジャンル:HDD]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|OCZZ-Drive R4 C/R
(PCI Express x8型SSD,300GB〜3.2TB
 ,SandForceコントローラ(2282)
448000〜4090000オリオスペック受注扱い。納期は要問合せ
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  公称リード/ライト速度が最大2,800MB/sというハイエンドPCI Express SSD「Z-Drive R4 C Series」。メーカーはOCZ。

 受発注販売の製品で、実売価格はシリーズ最大容量の3.2TBモデル「ZD4CM88-FH-3.2T」が358万円、ロープロファイル対応の1.2TBモデル「ZD4CM84-HH-1.2T」が134万8千円など(全6モデル)。納期は2〜3週間後としている(オリオスペック)。

 Z-Drive R4 C SeriesはPCI Express 2.0 x8接続のエンタープライズ向けSSD。独自アーキテクチャ「Virtualized Controller Architecture 2.0」の採用により、効率的なパフォーマンスの向上や、NANDフラッシュの寿命延長を実現したとしている。128bit/256bit AESによるデータ暗号化にも対応している。

 ラインナップは、カードサイズが異なる「CM88」と「CM84」の2種類。CM88はフルハイトで、800GB/1.6TB/3.2TBの3モデルが、CM84はハーフハイト(ロープロファイルサイズ)で、300GB/600GB/1.2TBの3モデルが、それぞれ用意されている。

 採用NANDフラッシュはMLCタイプ。採用コントローラはSandForce SF-2281で、CM88に8個、CM84に4個、それぞれ搭載されている。公称性能(最大値)は、CM88がリード/ライト速度2,800MB/s、500,000IOPS、CM84がリード/ライト速度2,000MB/s、260,000IOPS。

 また、RAIDチップ用のヒートシンクをブラケットと一体化することで、放熱性を高めているのも特徴。こうした構造のため、CM84ではロープロファイル対応スロットで使用する際に、ブラケットとともにヒートシンクを交換する必要がある(専用のロープロファイルブラケットが付属)。

 同店では、CM84の1.2TBモデルで行なったベンチマークの結果も掲示されている。使用ソフトはCrystalDiskMark 3.0.1(64bit環境)。

 ソフトのランダムモードではリード1,368MB/s、ライト588.7MB/sと、ライト性能が公称値を大きく下回ったものの、0Fillモードではリード1,599MB/s、ライト1,473MB/sだったという(いずれもシーケンシャルアクセス速度)。また、0Fillモードの512Kランダムライトで1,029MB/sと、実速度で1GB/s超を達成しているのも注目と言える。

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[撮影協力:オリオスペック]