3D映像の再生に対応した中国HiMediaのネットワークプレイヤー。3.5インチHDDを内蔵、LinuxとAndroidをデュアルブートさせることも可能。 この製品はバージョン1.4のHDMI端子を備えた据え置きタイプのネットワーク対応マルチメディアプレイヤー。 3D映像に対応しているのが特徴で、サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、フレームパッキング方式の3D動画を再生、出力が可能。対応ファイル形式としては「3D Blu-ray ISO形式」(HiMedia)とされている。ただし、著作権保護されたコンテンツは再生できないとのこと。また、静止画はJPG、BMP、GIF、TIFFとされているのみ。MPO形式への対応はうたわれていない。 また、別途用意した3.5インチのSATA HDDを内蔵できるほか、ベースOSのLinuxに加え、Androidも使用できるのも特徴。Androidをインストールして、Linuxとデュアルブートできるほか、Androidアプリをインストールすることなども可能という。Androidでの操作は別途用意したUSBマウスを接続して行なう。 本体前面にはタッチ操作に対応したVFDパネルを装備。左側面にはUSB(2基)やメモリカードスロット(メモリースティックPRO、SDカード、MMC対応)、eSATAといったインターフェイスがある。 本体背面にはLAN端子(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、冷却ファンのほか、映像出力端子(HDMI、コンポーネントビデオ、コンポジットビデオ)や音声出力端子(光角型デジタル、同軸デジタル、アナログステレオRCA)を備える。 なお、本体背面にはUSB 3.0ポート(Bコネクタ)があるが、テックの製品情報ではこの機能については触れられていない。ショップによっては「USB 3.0対応」をうたう例もあるが、詳細は不明。 対応出力解像度は480i、480p、576i、576p、720p、1080i、1080p/24Hz、1080p/50Hz、1080p/60Hz。音声コーデックはLPCMなどのほか、FLAC、AAC、AC3、DTS、DTS-HDもサポート。ネットワーク機能についてはUPnP、Samba、NFS、DLNA DMRをサポートするとしている。 本体サイズは幅226×高さ50×奥行き180mm。付属品はACアダプタ、HDMIケーブル、ワイヤレスリモコン、SATAケーブルなど。
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