ディスプレイ関連の新製品 (2011年12月17日)(12月13日〜17日調査)
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
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 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

ディスプレイ関連
|BenQXL2420T
(24インチ液晶ディスプレイ,フルHD対応,120Hz対応
 ,3D Vision 2対応)
43,780ドスパラパーツ館2F
43,800ツクモDOS/Vパソコン館2F
43,800ツクモパソコン本店2F
44,800TSUKUMO eX.B1F
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  様々なFPSゲーム向け機能を搭載、3D Vision 2にも初めて対応する液晶ディスプレイ。メーカーはBenQ。サイズは24インチでフルHD対応。

 3D Vision 2については、先週に無線グラスなどが発売されたが、ディスプレイの店頭販売を確認したのは初めて。3D表示時の明るさ向上や、ゴーストの減少を図る「3D LightBoost」を有効にするには対応グラスとディスプレイとの組み合わせが必須で、これでようやく3D Vision 2が使える環境が整った格好。

 XL2420Tはゲーム向け機能として、暗い場面での視認性を高め、隠れている敵や障害物を素早く見分けやすくするという「Black eQualizer」、元プロゲーマーの協力でFPSゲーム用に最適化したという画面モード「FPSモード」、マウスの動きとディスプレイとの間の入力処理のラグを縮小し、応答性を高めるという「インスタントモード」などを備えるほか、120Hzのリフレッシュレートによるゲーム・動画表示の滑らかさなどもうたっている。

 また、OSD操作が手元で行なえる有線リモコン「S.Switch」も付属。ボタン1つで、予め設定した画面設定に切り替えられる(最大3種類)ほか、OSDでの設定、保存などの操作が行なえる。本体はディスプレイのスタンドにあわせた形状になっており、スタンドと一体化させることも可能。

 本体サイズは幅571.4×高さ516.9×奥行き149.9mm。スタンドは高さ調整機能、ピボット機能、スウィーベル機能を備え、スタンドを取り外してアームなどに付け替えることもできる(VESAマウント対応、100×100mm)。

 液晶パネルの主なスペックは、解像度1,920×1,080ドット、応答速度5ms(GTG 2ms)、コントラスト比1000:1(DCR使用時1,200万:1)、輝度350cd/平方メートル。

 映像入力端子はDisplayPort、HDMI 1.4(2基)、DVI-D、VGAを装備。なお、3D Vision 2の使用時は、3D Visionと同様、デュアルリンクDVIケーブルで接続する必要がある。

 付属品はS.Switch、デュアルリンクDVIケーブル、VGAケーブル、USBケーブル、ドライバーCDなど。

□関連記事
【2011年12月8日】3D Visionに「2」発売、見やすさ改善
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111210/etc_nvidia.html

|マイコンソフトFRAMEMEISTER(XRGB-mini)
(HDMI出力対応アップスキャンコンバータ)
32,800パソコンショップ アーク
32,800メッセサンオー カオス館
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  ゲーム向けの低遅延モードを搭載するというアップスケーラユニット。メーカーはマイコンソフト。アップコンバート時の遅延は0.1フレーム未満という。

 この製品は、入力したアナログ映像をアップコンバートし、HDMI端子から液晶テレビなどに出力できるユニット。

 映像入力端子はコンポジットビデオ、S-Video、D5(D端子)、21ピンRGBマルチ(付属の変換ケーブルを使用)などを備え、RGB入力については水平周波数15kHzをサポートしている。

 最大の特徴は、低遅延で2D/IP変換処理を行なう画質モード「GAME1」を備えている点。高性能をうたうMarvell製のビデオフォーマット変換チップ「88DE2750」を採用することで、0.1フレーム未満の低遅延を実現したとしている。

 なお、製品の開発者もブログで、「今までのXRGBシリーズもゲームプレイを意識して設計していたが、(最新モデルの)XRGB-3でも1.2フレーム程度の遅延があった。FRAMEMEISTERは実質的には遅延ゼロで、ゲーマー向けの製品」と、性能向上をアピールしている。

 このほかの画質モードとしては、GAME1に走査線エフェクトを加えレトロゲーム風に表示する「MEISTER」、動き適応型3D/IP変換処理を行ないフィルムのような質感で表示する「MOVIE」、アニメ調の絵に適した「ANIME」などがある。

 また、表示モードも豊富で、画面中央にドットバイドットのように表示する「SMARTx1」、縦横サイズを2倍に拡大して表示する「SMARTx2」、ポータブルゲーム機のレターボックス表示を拡大表示する「GAME_LB」などが用意されている。

 このほか、HDMI入力端子を備え、HDMI入力の信号(バージョン1.3相当)も解像度を変換して出力することができるという。また、出力モードを「DVI」に設定することで、DVI端子を備えるディスプレイに出力することもできる(HDMI−DVI変換ケーブルが別途必要)。

 アナログ音声入力端子はステレオRCAを装備(コンポジットビデオ/S-Video用、D5用の2つ)。出力時はPCM 48kHzに変換される。

 本体サイズは幅193×高さ32.5×奥行き119mm(突起部を除く)。本体背面にはmicroSDカードスロットも備え、「ファームウェアアップデートや将来的な機能拡張に対応する」(同社)という。

 付属品はACアダプタ、ワイヤレスリモコン、単4形乾電池2本(リモコン用)、21ピンRGBマルチ変換ケーブル、縦置きスタンドなど。

□関連記事
【2011年12月2日】マイコンソフト、低遅延をうたうHDMIアップスケーラ(AV Watch)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111202_495480.html
【2006年7月8日】マイコンソフト XRGB-3(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060708/ni_i_zz.html#xrgb3

|HIDEFPRO
(HDMI出力対応コンバーター)
9,800PC DIY SHOP FreeT
9,800オリオスペック
9,800テクノハウス東映
9,800パソコンハウス東映
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  入力した映像信号を1080pまたは720pにへ関してHDMI出力できるコンバータ。

 入力端子はコンポジット×1、HDMI×1、RCAアナログ音声×1を備える。出力端子はHDMI(50Hz/60Hz対応)×1、同軸デジタル音声×1、アナログ音声(ミニピン)×1。なお、HDMI経由でDolby digital 5.1chやDTS 5.1chの音声データを入力した場合、音声データは2chにダウンミックスされて出力される。