Corsair製のゲーム向け入力デバイス。USBキーボード「Vengeance K90」(以下K90)とUSBマウス「Vengeance M60」(以下M60)が発売されている。キーボードはメカニカルキーを採用、キースイッチが露出しているという珍しい構造。 メモリや電源などのPCパーツ製品でおなじみの同社だが、同社のゲーム向け製品の店頭販売を確認したのは今回が初。 K90はCherryブランドのメカニカルスイッチ「MX Red」、いわゆる赤軸を採用した有線キーボード。MX Redの採用により、少ない力でもキー入力が行なえるほか、素早いダブルタップやトリプルタップにも対応できる高い応答速度を実現したという。 また、ユニークなのがキースイッチが露出している点。フレームレスな構造で、キーボード基板はアルミプレートでカバーされている。キーとキーの隙間が全て露出しているため、ホコリ等の掃除は楽そう。 このほか、「anti-ghosting technology」の採用により、複数キーを同時押しした際の入力漏れも防止。最大20までの同時押しも可能という。キーボード面には明るさを4段階に調節できるバックライトが内蔵されているほか、レポートレートの調節機能(1,000Hz/500Hz/250Hz/125Hzの4種類から選択)も備えている。 ちなみに本体左側にはカスタマイズ可能な18個の独自キー「G-Keys」を搭載。この部分はメンブレンスイッチで、またフレームもある構造。また、主要キーでも「光らない部分は赤軸ではない」(ショップ)そう。 一方のM60はAvago製のゲーム向けレーザーセンサー「ADNS-9500」を搭載した有線マウス。本体の左側面に、センサーの解像度を瞬時に下げられるボタン「sniper button」を備えているのが特徴で、FPSゲームにおいて照準を合わせる際などに利用できるという。 センサーの解像度は最大5,700dpiで、100dpi単位での調節が可能。また、本体底面の3箇所に穴があり、付属の錘を付けたり外したりすることで重量を調節できる。このほか、ボタンのプログラム機能(8ボタン)、レポートレートの調節機能(1,000Hz/500Hz/250Hz/125Hzの 4種類から選択)などを搭載する。
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