この製品は、USB給電で動作する13.3インチ液晶ディスプレイ。解像度は1,366×768ドットで、入力コネクタはDVIまたはVGA。

　最大の特徴はユニークなスタンド機構。用意されているのは、吸盤とその吸盤が取り付けられた「枠」で、液晶本体と枠はヒンジで接続。180度以上開くという構造。

　例えばノートPCの「蓋」（液晶の裏面側）に吸盤を固定、枠を閉じて使うと「対面している相手向けの画面」にでき、その状態で枠を開けば「自分用の画面」に。また、吸盤を机などに固定、そのまま開けば縦長の液晶ディスプレイとして利用できるという寸法。

　また、ノートPCに固定する以外にも、PCケースの側面や部屋の壁など、アイデア次第で様々に活用できそうなのも魅力といえる。なお、吸盤での固定についてはシール式の「吸盤補助プレート」が付属しており、これを固定先に予め貼っておくことになっている。また、吸盤はおおむね液晶の画面内に収まっており、13.3インチのワイド液晶搭載ノートであれば固定できそうな印象。

　輝度などの仕様は最大輝度が220cd/平方メートル、コントラスト比500:1、応答速度16ms、重量865g。サイズが335×227mmで、厚さが12〜13.8mm。HDCPには非対応。付属品は接続用ケーブルや日本語マニュアル、不織布製のケースなど。

　オリオスペックでは店頭デモも実施している。