2011年11月にオリジナルのMini-ITXマザー用“まな板”(検証台)の「FT-miniITA01」などを発売した同店だが、今回のFT-atxITA01はそのATX対応モデル。

　本体は2段構成で、上段がマザー用のスペース、下段がドライブ機器用のスペース。従来のMini-ITXモデルと違い、電源用スペースは用意されていないが、最大3基のドライブ機器が搭載できる。また、Mini-ITX対応モデルを積み重ねることも可能。

　本体（下段のパネル）とマザーとは付属のスペーサー（支柱）で接続。パネルにスペーサーを取り付けた後、マザーをスペーサーに載せるだけで設置できる。ネジ止めなどが不要で、簡単にマザーの交換が行なえるのはメリット。

　下段には、最大で5インチ光学ドライブ、2.5インチドライブ、3.5インチドライブを1基ずつ搭載可能。ただし、2.5インチベイと3.5インチベイが隣り合っているため、最大数を搭載する場合は3.5インチドライブにL字型のSATA/電源ケーブルを用いる必要がある。

　また、5インチ光学ドライブを設置する向きを3パターンから選択できるのも特徴。向きによっては3.5インチベイが使えなくなるものの、用途などに応じて光学ドライブのトレイの出る方向を変えられるのは便利。

　なお、スペーサーの高さは50mmで、積み重ねて使う場合はビデオカードなど高さのあるカードは装着できなくなるので要注意。

　付属品はマザー用スペーサー9本、ミリネジ9本、ナット9本。電源スイッチやドライブ用ネジは付属しない。

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【2011年11月24日】積み重ねも可能なMini-ITXマザー用“まな板”が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111126/etc_freet.html