8コアながらTDP 65Wと省電力なSocket AM3+対応のOpteron。なお、入荷したのはPC DIY SHOP FreeTで、同店の在庫は1個のみ。 Opteron 3000シリーズは、シングルCPUのマイクロサーバー向けとしてAMDが2011年11月に発表したSocket AM3+対応CPU。Bulldozerアーキテクチャをベースにした4〜8コア構成の「Zurich」(開発コード)を採用しており、低コスト化や高い省電力性などを実現できるとされている。 現時点ではラインナップや詳細仕様などは公開されていないが、同店が販売している製品はTDPが65W、動作クロックは2.4GHzという。同じSocket AM3+に対応するAMD FXシリーズ(TDP 125W/動作クロック3.1〜3.6GHz)よりも省電力なため、コア数と消費電力/静音性を両立したいなら面白そうな製品だ。 同店が告知している主なスペックは、クロック2.4GHz、2次キャッシュ容量8MB(1MB×8)、3次キャッシュ容量8MB、TDP 65W。今回の製品のOPNは「OS3280OLW8KGU」。 また、厳密な対応マザーボードは不明だが、同店では、ASRockの「890GX Extreme4 R2.0」(BIOSバージョン1.50)でテスト、BIOSがCPUを正しく認識することまでは確認したという。 なお、ショップでは販売当初、CPU名を「Opteron 3280SE」と告知していたが、「正しくはOpteron 3280HEだった」と告知しなおしている。 □関連記事 【2011年11月15日】米AMD、Bulldozerアーキテクチャのサーバー向けCPU「Opteron 6200/4200」〜最大16コアを実現(クラウド Watch) http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20111115_491034.html 【2011年4月2日】ASRock 890GX Extreme4 R2.0(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110402/ni_c890gxr2.html
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