デュアルCPU構成に対応したIntel純正のLGA2011版Xeon向けマザーボード。 チップセットに「C600」を採用した製品で、主な搭載デバイスはVGA出力、デュアル1000Base-T LAN、6Gbps SATA(2ポート)、3Gbps SAS(8ポート)など。搭載スロット数はPCI Express x16(Gen 3/x8動作)×1、PCI Express x8(Gen 3)×5、DDR3 DIMM×16。 なお、SASコネクタについては「アップグレード可能」という位置づけで、8個あるうちの4個は初期状態では機能せず、「Storage Upgrade Key」という専用ドングルを専用コネクタに挿し込むことで全8ポートが有効になるという。 PC DIY SHOP FreeTによると利用するPCケースには注意する必要があり、「フォームファクタだけでなく、ネジ穴の位置も気にする必要がある」という。例えば、ASUSのデュアルXeonマザーボード「Z9PE-D8 WS」と今回の製品ではネジ穴の位置がかなり異なり、前者を格納・固定できるのに後者を固定できないケースが多いという。 同店によれば、この製品はCooler Master「COSMOS II」、ENERMAX「Fulmo-GT」、Thermaltake「Level 10 GT」の3つの製品で使用できたとのこと(一部スペーサーなども必要あり)。また、Antec「ELEVEN HUNDRED」「P280」、Cooler Master「HAF X」の3製品でもテストを行なったが、「ケースに収めることはできるものの、ネジ穴の共通する部分が3ヶ所しかなく、お勧めすることはできない」としている。 □関連記事 【2012年3月24日】チップセットにSAS内蔵、LGA2011のデュアルXeonマザー増える、IntelとSUPERMICRO、ケースに注意 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120324/etc_intel.html
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