ドライアイスなどを使って「最高のクロック」を目指す競技的なオーバークロック、いわゆる“極冷”がこれまでよりも手軽にできるというCPUクーラー。サイズ、OVERCLOCK WORKS、Reevenによるコラボレーションモデル。 細長いアルミ製カップの底面に、銅製の冷却ヘッドを備えるという構造で、底面には温度センサー差し込み口も用意。カップの周囲は、-200〜125℃まで適応するという断熱材「エアロフレックス」で覆われている。 マザーボード固定用のパーツも同梱。専用のバックプレートと4本の支柱、カップホルダーなどを用いてカップを支える仕組みで、CPUソケットはLGA1155/1366/2011、Socket AM2/AM3/FM1などに対応している。 寸法は本体が直径70×高さ160mm、断熱材が直径90×高さ85mm。重量は900g。 液体窒素やドライアイスを使い、最高のクロックを目指す「極冷」は、実際にやろうとすると非常にハードルが高かったが、今回の製品を購入することで、ひと通りの機材が揃うことになる。ただし、液体窒素やドライアイスは別途必要。 もっとも、導入が手軽でも、、競技的であるがゆえに、CPUやマザーボードを破損するなどのリスクは高い。極冷が上級者向けである点は変わりないので、要注意。 □関連記事 【2009年12月12日】ドライアイス冷却用ヘッドをサイズが開発中、来春発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091212/etc_scythe.html 【2009年6月20日】液体窒素冷却用の「升」が販売中 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090620/etc_koolance.html
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