【 2012年8月9日 】
Android 4.1対応の中華タブレット登場、ファームウェアが公開中

 いわゆる中華タブレットがAndroid 4.1に対応、東映無線ラジオデパート店が中国CubeのAndroid 4.0搭載タブレット「U30GT」の4.1対応ファームウェアを公開した。アップデートはユーザーが行なう必要がある。

 なお、このU30GTはCortex-A9デュアルコア(1.6GHz)を搭載するなどなかなか高性能。実売価格は現在19,980円で、7月発売時の22,800円から値下がりしている。


●Android 4.1のファームウェア公開中

 U30GTはAndroid 4.0搭載の10インチタブレット。同店では7月上旬から販売されているが、今回Android 4.1へのアップデート用ファームウェアが公開されたことで、店頭で確認した中華タブレットとしては初の4.1対応製品となった。もちろん、過去に購入した人もファームウェアを使用できる。

 ただし、ファームウェアのアップデートはユーザーが行なわなければならず、さらに同店は、アップデートに失敗した場合などに対する保証は行なっていない。同店では「たまにアップデートに失敗することがある」としており、決してハードルの低いものではなさそうだ。また、アップデート作業にはPCが必要。

 なお、Android 4.1については、AdobeがFlash Playerを提供しないことを明らかにしているが、今回のファームウェアでは、アップデート後もAndroid 4.0環境のFlash Playerがアンインストールされずに残ったままになるという。また、WebブラウザについてはChromeが追加される反面、従来のWebブラウザも残るそう。

 U30GTの詳細スペックに関しては発売時の記事も参照のこと。


□U30GT(Cube/東映無線ラジオデパート店)
http://www.51cube.com/ch/ProductShow.asp?ID=156
http://www.toeimusen.co.jp/~dp/mid/index.html#u30gt


□ファームウェアのダウンロードページ
http://www.toeimusen.co.jp/~dp/mid/firmware.txt

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Cube U30GT

[撮影協力:東映無線ラジオデパート店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。