X79 Extreme11はIntel X79 Expressチップセットを搭載、7基のPCI Express 3.0 x16スロットのうち、最大4基をx16モードで使用できるというハイエンドなLGA2011マザーボード。

　4基以上のPCIe 3.0 x16スロットを備えるX79マザーとしては、同社の「Fatal1ty X79 Professional」などもあるが、Fatal1ty X79 Professionalではx16モードで使用できるスロットが最大2基なのに対し、X79 Extreme11はPLXのPCIeブリッジチップ「PEX 8747」を2個搭載することで、最大4基を実現している。

　なお、4基をx16モードで使用する場合は、残りの3基は使用不可能。また、7基全てを使用する場合は、x16モードで動作するのは1基のみで、他の6基はx8モードで動作する。

　このほか、8基の6Gbps SAS/SATAポートを搭載しているのも特徴。コントローラはLSIの「SAS 2308」（PCIe 3.0接続）で、RAID 0/1/1E/10に対応する。さらに、X79チップによる2基の6Gbps SATAポートを備える。

　装備されている拡張カードスロットは、前述の7基のPCIe 3.0 x16スロットのみ。メモリスロット数はDDR3 DIMM×8（最大64GB）。

　主な搭載機能はGigabit Ethernet（2ポート）、6Gbps SAS/SATA（8ポート）、6Gbps SATA（2ポート）、USB 3.0（I/Oパネル部/ピンヘッダ各4ポート）、eSATA（2ポート）、IEEE 1394、7.1チャンネルサウンド（Creative Sound Core3D）。XFast USB、XFast LANなどの独自機能も搭載する。

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