PC-X2000Fとの主な違いは、2.5インチHDDを搭載出来るようになった点や、拡張スロットの数が7本→10本に増えた点、5インチベイの数が4段→2段に減少した点など。

　搭載可能なHDDの台数は、3.5インチHDD×9 + 2.5インチHDD×3または、3.5インチHDD×8 + 2.5インチ×4。3.5インチHDD用ベイは、7つがホットスワップに対応している。

　本体サイズは幅544×高さ768×奥行き302mmと大型で、重量は12.8kg。

　電源は別売り。

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　この製品はATXフォームファクタのタワーケースで、本体上面のスライドスイッチにより、OSを起動するドライブを2基から選択できるのが特徴。同社は「Windows 8とWindows 7を1台のPCで切り替えて使用できる」と便利さをアピールしている。

　同様の機能を持ったリムーバブルHDDケースなどはいくつか発売されているが、PCケースでの搭載例は珍しい。

　ケースとしてのコンセプトは静音で、内部上面や両側面などには吸音シートを貼り付け済み。ファン回転数をサイレント（700rpm）/ハイパワー（1,200rpm）に切り替えたり、排気口を開閉できたりというギミックも備える。

　このほか、3.5インチ/2.5インチドライブを直接挿入できる前面リムーバブルベイ「X-dock」や、SDカードスロットなども装備。各スイッチやSDカードスロット、USB 3.0ポートなどは、本体上面前部の「インターフェースパネル」にまとめて装備されている。

　本体背面には7基の拡張スロットに加え、カードを縦に装着できるスロット（1基）も装備されている。

　本体サイズは幅207×高さ479×奥行き525.6mm。ドライブベイ数は5インチ×3（1基はX-dockで使用済み）、3.5インチシャドウ×7（2基は2.5インチシャドウベイと共用）。標準搭載のケースファンは前面2基、背面1基（全て120mmファン）。

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　拡張ベイは5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2。筐体の素材はスチールで、カラーはブラック。電源は別売り。