通常サイズのSIMカードを、iPhone 5で採用された新型の小型SIM「nanoSIM」に切り抜くカッター。また、nanoSIMを通常サイズのSIM、あるいはmicroSIMとして使える変換アダプタも同時に発売されている。 nanoSIMは、従来のmicroSIMよりさらに小さいSIMカード。21日(金)発売予定のiPhone 5で採用されたことでも知られている。 今回のnanoSIMカッターは、既存のmicroSIMカッターと同様のホッチキスタイプ。通常サイズのSIMカードを差し込み、上半分を押し込めばnanoSIMサイズにカットできる。なお、microSIMカードをカットすることはできない。また、変換アダプタは、nanoSIMを通常のSIM、あるいはmicroSIMとして使える2枚のアダプタがセットになっている。 ただし、販売している三月兎1号店やSOUTHTOWN 437では「カットしたnanoSIMを、iPhone 5で使えるかどうか、現時点では分からない」「使用は自己責任で」と説明しているので要注意。さらに、「ネット上の報道では、『カットしたnanoSIMはiPhone 5で認識しない』としている例もある」(SOUTHTOWN 437)とか。同店ではiPhone 5の発売後、実際に検証することも考えているという。 ちなみに、こうした「SIMカッター」は、iPhone 4でmicroSIMが採用された頃から店頭で見かけるようになったが、通信事業者との一般的な契約ではSIMカードは「借りたもの」。カードの所有権は通信事業者にある場合がほとんどで、こうした切断などは通常認められていない。 □関連記事 【2010年7月10日】SIMカードをmicroSIM化するカッターが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100710/etc_noosy.html
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