スマートフォンなどの液晶パネルを保護するアイテムとしては、薄く柔軟性のあるフィルムタイプが一般的だが、今回の製品は、なんと厚さ0.4mmの強化ガラスを用いたというユニークなパネルタイプ。

　実際に手に取ってみるとかなり硬く、ちょっと力を入れた程度ではパネルは曲がらない。同社によれば、「硬度は9Hで、カッターでも傷を付けることは不可能」という。

　これだけ厚手だとタッチ操作に影響が出ないかと心配になるが、特に操作感に変化はなし。実際にiPhone 5に装着して使ってみたところ、一般的な保護フィルムの場合と同様の感覚で操作でき、また画面が滲むなどの見た目の変化もなかった。

　万一、ガラスが割れた場合の危険度も気になるが、同社によれば「破片は非常に細かい粒状になり尖らない特性を持っているため、一般的なガラス製品に比べて非常に安全」という。

　ただし、厚みがあるため、装着するとホームボタンとの間に段差ができてしまう。この段差を解消するための「ホームボタンステッカー」（2枚）が付属している。

　そのほかの付属品は、マイクロファイバークリーナー、ほこり除去用シール（4枚）。

　定期券などを入れるパスケースのようにも見えるこの製品だが、実はiPhone 4/4Sが収納できるという財布。iPhoneを入れると表面の「窓」から液晶画面が見え、タッチ操作も行なえる。

　窓は塩化ビニール製で、厚みもあるため、液晶保護フィルムの装着時のようなスムーズなタッチ操作は難しいが、しっかりと指で触れてから動かせば操作は可能。操作感は、感圧式タッチパネルに近い印象。

　また、ホームボタンは隠れてしまうが、本体の素材は柔らかいため、少し力を入れて押せば反応する。ただし、ボリュームボタンなどはファスナーで覆われるため、使用できなくなる。

　本体サイズは幅130×高さ100×奥行き20mm、重量は30g。内部にはポケットが2つあり、カードや紙幣などを入れることができる。同社によれば、カードは2枚ほど入れられるという。

　ちなみに、iPhone 5も入れてみたが、iPhone 4/4Sより縦長のためはみ出てしまい、ファスナーを閉めることはできなかった。

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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120714/ni_c30pttomu.html

　バイブレーションによる着信通知機能と、通話機能を搭載したモデルで、連続待受時間は70時間、連続通話時間は3時間。Bluetoothは3.0+EDR対応。