今回はラインナップや販売条件なども大きく変更されており、例えば「DSP版が単体でも購入できるようになった」「新規インストール用のパッケージ版がなくなった（DSP版のみになった）」など注意点も多い。

　まず、ベースとなるエディションは、一般向けのWindows 8と、リモートデスクトップやドメイン参加機能などを追加、「PCに詳しい方やスモールビジネス向け」とされるWindows 8 Proの2種類。

　DSP版では、それぞれに32bit版と64bit版が用意されており、都合4種類のラインナップ。

　また、今回販売されるDSP版は「OSのみの単品販売が可能になった」「従来販売店が担当していた無償ユーザーサポートが無くなった」（ショップ）とのこと。Windows 7まで当たり前だった「PCパーツとのセット販売」が消滅、どのショップでも単品購入できるようになっている。

　大部分のショップは通常のDSP版を販売するが、一部ショップは独自に用意したサポート権を添付、「独自サポート付きのDSP版」として販売。こうしたショップでは「サポート権なしのDSP版は当面販売しない」と説明しており、実質的には「購入するショップで、サポート条件が変わる」と考えておけばよいだろう。「独自サポート付きDSP版」を販売しているのは、ユニットコム系のTWOTOP秋葉原本店、フェイス 秋葉原本店、PC DIY SHOP FreeTと、ソフマップ各店。

　なお、今回は新キャラクター「窓辺ゆう」「窓辺あい」の限定パッケージも発売されている。キャラクター別に「窓辺ゆう版」「窓辺あい版」の2タイプがあり、内容の違いにより「発売記念パック」、「発売記念パック秋葉原リミテッドエディション」、「発売記念パック日本橋バージョン」の3種類、それら全てに32bit版と64bit版がラインナップされており、限定版のみで計12種類が発売されている。

　限定パックの内容はWindows 8 ProにテーマパックディスクとMicrosoft Wedge touch Mouseを追加したもの。

　テーマパックディスクには、各キャラクターのイベントボイス入りテーマパックやピクチャーパスワード用画像が収録。ディスク自体や外箱もキャラクターのイラスト入りだ。ちなみに「ピクチャーパスワード」とはWindows 8から新設されたログイン方式。写真やイラストの任意の場所にタッチするなどしてPCにログインできる。

　「秋葉原リミテッドエディション」ではマウスがキャラクターイラスト入りに変更、テーマパックが秋葉原限定壁紙・ボイス付きになっているなどが主な違い。