【 2012年11月9日 】
Windows RTの国内向けタブレットは11日発売、ASUS製

 国内向けのWindows RT搭載タブレットが近日登場する見込みだ。

 製品はASUSの「VivoTab RT TF600T」で、TWOTOP秋葉原本店は11日(日)から販売するとしている。予価は59,800円。


●Windows RT採用の10インチタブレット

 VivoTab RT TF600Tは、OSにWindows RTを採用した10.1インチのタブレット端末。今回の製品は日本向けで、Microsoft純正の「Surface」より先に国内版Windows RTタブレットとして発売されることになる。

 搭載プロセッサはクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(クロック1.3GHz)。メモリ容量は2GB、ストレージ容量は32GB(eMMC)。

 本体サイズは262.5×170.9×8.3mm、重量は525gで、同社の10.1インチAndroidタブレット「Eee Pad Transformer TF101」(以下TF101)からスリム化・軽量化されている。ディスプレイはSuper IPS+液晶パネルで、解像度は1,366×768ドット。

 主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、前面カメラ(200万画素)、背面カメラ(800万画素)、Micro HDMI、microSDカードリーダー、加速度センサー、光センサー、NFC。

 また、TF101と同様にクラムシェルタイプにできるのも特徴。クラムシェルタイプで利用する場合は、オプションのキーボードドック「KBDOCK-TF600」とドッキングする。キーボードドックには、バッテリー動作時間を9時間から16時間に延長できる追加バッテリーも内蔵されている。なお、ショップではこのキーボードドックの入荷について特にアナウンスしていない。

 なお、プレインストールされているオフィススイートは、プレビュー版のOffice 2013 RT Previewだが、グローバルWebサイトの製品情報では、後に正式版にアップデートするとされている。


□VivoTab RT(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/Tablet/Vivo_Tab/ASUS_VivoTab_RT/

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ASUS VivoTab RT TF600T

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。