普通の液晶ディスプレイにタッチ機能を追加できる、安価な「タッチパネル化キット」。入荷したのはノーブランド品で、21.5インチ液晶向けと23.5インチ液晶向けが販売されている。 これらは、液晶ディスプレイに後付けすることでタッチ入力機能を追加できる「枠」。Windows 8への対応がうたわれていることや、大型モデルでも8千円を切るという手ごろさが特徴。 液晶ディスプレイへの固定には、2本のベルトと両面テープを使用。PCとはUSBで接続し、電源もUSB経由で供給される。ドライバのインストールは不要。 パッケージでは「Support windows 8 Multi-touch」とうたわれており、店頭デモでは2本指でのWindows 8操作やピクチャーパスワードの入力は可能だった。ただし、3本指以上でのジェスチャー操作はできない模様。デバイスマネージャでは「HID準拠マウス」と認識されている。 操作感については、反応は全体的に良好だが、フレームの端の反応は若干悪く、マウス並みの細かい操作を行なうのは難しい印象。設定ソフトなどが付属していないため、キャリブレーション機能などで微調整することはできないと見られる。 なお、短い間隔でタッチ操作を行なうと「ポインタが飛ぶ」など誤動作する場面もあったが、同店によれば「フレームの縁を掃除したところ、誤動作が減ったように思う」とのこと。センサー方式については不明だが、このことからフレーム周囲に赤外線センサーなどが搭載されている可能性もある。 付属品はタッチペンなど。. □関連記事 【2011年5月25日】液晶を「タッチパネル化」できる後付キットが発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110528/etc_atp.html
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