今週見つけた主な新製品　(2013年1月19日)

　 Ivy Bridgeの新たな下位モデル。ラインナップはCore i3が1種類、Pentiumが4種類、Celeronが3種類で、Ivy Bridge版Celeronは今回が初登場。

　今回発売されたPentiumとCeleronはいずれも2コア/2スレッドのローエンドCPU。Intel HD Graphicsや2チャンネルDDR3メモリインターフェイスを搭載する点などは全モデル共通で、キャッシュ容量はPentiumが3MB、Celeronが2MBとなっている。TDPは通常モデルが55W、モデルナンバー末尾に「T」の付くモデルは35W。

　PentiumのラインナップはG2130（3.2GHz）、G2020T（2.5GHz）、Pentium G2020（2.9GHz）、Pentium G2010（2.8GHz）。同じくCeleronのラインナップはG1620（2.7GHz）、G1610T（2.3GHz）、Celeron G1610（2.6GHz）。

　なお、TDP 35WのPentium G2020TとCeleron G1610Tはバルク品で、ショップでは純正CPUクーラーとのセットでのみで販売されている。

　また、同時に発売されるCore i3-3210（3.2GHz）は、既存のCore i3-3220（3.3GHz）の下位モデルで、現時点でのCore i3シリーズの最下位となる。クロック以外のスペックは従来同様で、2コア/4スレッド、キャッシュ容量3MB、Intel HD Graphics 2500、TDP 55Wなど。

　 LEDを搭載したCrucial製PC3-12800(DDR3-1600) 4GB DIMMの新モデル。搭載LEDの色はオレンジ+グリーン。

　LEDの色がレッド+グリーンのモデルは昨年12月に発売済み。

　 HDMIセレクター機能を搭載した外付け地デジチューナー。メーカーは恵安。

　3系統のHDMI入力+1系統のHDMI出力を備えた製品で、HDMI接続の機器を3台接続可能。

　リモコン付き。

　 3.5mmステレオジャック接続のヘッドセットを、Xbox 360で利用するためのアダプタ。メーカーはROCCATで、アダプタはXbox 360のコントローラに装着する仕組み。

　 2.13GHz動作のデュアルコアCPUやDDR3 1GBメモリを搭載した、Synology製のNASキット。

　3.5/2.5インチSATA-HDDを2台搭載できる製品で、ネットワークインターフェイスは1000Base-T LAN×2を搭載。このほかに、拡張端子としてUSB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA×1が用意されている。

　 薄型光学ドライブベイ用の2.5インチSATA-HDD/SSDマウンタ。メーカーはAkasa。

　 最大8台の3.5インチSATA-HDDを搭載できる2UラックマウントタイプのNASキット。メーカーはThecus。

　RAID 0/1/5/6/10/50やJBODに対応しており、HDD搭載部分はリムーバブルタイプとなっている。

　搭載CPUはCore i3-2120で、搭載メモリがDDR3 8GB。ネットワークインターフェイスに1000Base-T LANを3ポート備える他、拡張端子としてUSB 3.0×2やUSB 2.0×6、HDMI出力を備えている。

　 HTCのAndroidスマートフォン「Butterfly」のグローバルモデル。

　Butterflyについては国内モデルの「HTC J butterfly HTL21」（以下HTL21）が既に発売されているが、今回同店が入荷したのはグローバルモデル。

　Jan-gle 秋葉原本店によれば「グローバルモデルは国内モデルとは異なり、SIMロックフリーになっている」という。SIMカードはMicro SIMタイプに対応している。ただし、おサイフケータイやワンセグなどの国内向け機能は使用できないと見られる。

　5インチのフルHDディスプレイ（super LCD 3）やクロック1.5GHzのQualcomm製クアッドコアCPU、2GBメモリを搭載する点などはHTL21と同じ。この製品では、CPUの名称はSnapdragon S4（HTL21はAPQ8064）、搭載プラットフォームは「Android with HTC Sense」（HTL21はAndroid 4.1とHTC Sense 4+を搭載）とされている。

　その他の主なスペックは、本体サイズが143×70.5×9.08mm、重量が140g、ストレージ容量が16GB、主な搭載機能が無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）、Bluetooth 4.0（apt-X対応）、microSDカードスロット（最大32GB）、Micro USB/MHL、リアカメラ（8メガピクセル）、フロントカメラ（2.1メガピクセル）、AGPS、ジャイロセンサー、環境光センサー。

　対応通信方式はHSPA/W-CDMA 850/2,100MHz、GSM/GPRS/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz。

　 Windows Phone 8を搭載したHTC製スマートフォンの下位モデル。

　昨年11月に発売された上位モデル「Windows Phone 8X」との主な違いは、搭載CPUの動作クロックが1.5GHz→1GHzになった点、搭載メモリが1GB→512MBになった点、ディスプレイサイズが4.3インチ→4.0インチになった点、本体デザインがツートンカラーになった点など。

　カラーはホワイト、レッド、イエローの3色がラインナップされている。

　 キーボードの着脱ができるKindle Fire HD用のキーボード一体型レザーケース。

　折りたたみ式ケースの内側にBluetoothキーボードが用意されており、キーボードとケースは磁石で固定されている。

　背表紙にあたる部分に穴があいており、ケーブルなどを通せるようになっている。

　 実売価格が1,980円と安価なiPhone 5用天然木製ケース。発売元はサンコーで、カラーは2色。

　「天然木で出来ているため、個体毎に模様が若干異なる」(ショップ)という。

　 iPhone 5に直接ストラップを付けられるようにする改造パーツ。パッケージなどの異なる2製品が発売されており、どちらもノーブランド品。

　iPhone 5はストラップホールがないため、ストラップを付けるにはストラップホールを備えたケースなどを用いる必要があるが、今回の2製品を使えばiPhone 5にストラップホールを“増設”でき、直にストラップを付けられるようになる。

　2製品ともiPhone 5の下側にあるLightningコネクタのネジ穴を利用するもので、ドライバーでコネクタの両脇のネジを外し、金具を付けてネジを締め直せば完成。ストラップを通す部分はコネクタを覆わないようになっており、金具を付けたままLightningコネクタを使用できる。

　ちなみに、同種の「メーカー品」としては、ポディティーズの「NETSUKE for iPhone5」も発売されている。

　 Lightningコネクタ - Nokia用電源コネクタ(3.5mm/オス)変換コネクタ。

　 フックなどに引っ掛けられる、珍しいタブレット用スタンド。メーカーはaidata。

この製品は、7〜10.1インチサイズのタブレット端末に装着できる簡易タイプのスタンド。軽量・コンパクトで、タブレットに着けたまま携帯することもできる。

　立て掛ける角度は、パネル裏面のリング部分で調節。リングは360度回転、90度単位で固定でき、縦画面・横画面のどちらでも立て掛けられる。また、リングを利用して、フックやドアノブなどの出っ張った部分に引っ掛けることも可能。なお、フックに掛ける場合はタブレット自体の重量に要注意。

　 高さを最大2mまで伸ばせるスマートフォン向けの大型スタンド。発売元はサンコーで、本体はマイクスタンドのような外観をしている。

　高さは1.48m〜2mの間で調節でき、スタンドの一部はフレキシブルアームになっている。対応するスマートフォンは幅46〜90mmのもの。

　 容量10,000mAhのモバイルバッテリー。

　USB出力ポートを2つ備えており、最大2.1A出力が可能。

　 FILCO(ダイヤテック)のメカニカルキーボード「Majestouch 2」シリーズのBluetoothモデル。販売されているのはフルサイズ（テンキー付き）・かな刻印なしのモデル。

　この製品はBluetooth 2.0+EDR対応の無線キーボードで、最大4台のPCやiPhone、iPadなどとペアリングし、Pause＋F1〜F4キーで接続先を切り替えて使用できる。また、「Cherry製」（現・ZF Electronics社製）のキースイッチを採用しており、茶軸/黒軸/青軸/赤軸の4モデルが発売されている。

　電源は単3形電池2本。消費電力を節約するスリープモードを備え、約3ヶ月間使用できるとしている。

　また、有線でも使用可能。本体奥の側面にMini USBポートを備え、付属のUSBケーブルやPS/2変換アダプタを用いて有線で接続できる。有線接続時は電池は不要。

　本体サイズは幅440×奥行き138×高さ38.5mm（スタンド使用時は高さ49.5mm）、重量は1.2kg。本体裏面のDIPスイッチで、CapsLockキーと左Ctrlキーの入れ替え、Windowsキーのロックなどが行なえる。

　付属品はUSBケーブル（長さ1.5m）、PS/2変換アダプタ、単3形電池2本、交換用キー（Ctrl、CapsLock）、キー引抜き工具など。

　 CORSAIR製水冷キット「H60」のマイナーチェンジモデル。

　従来モデルとの主な違いは、搭載ファンが最大2,700rpmの12?ファン(静圧タイプ)に変更された点など。

　 5インチベイに内蔵できる水冷用タンク一体型ポンプの新モデル。メーカーはKOOLANCEで、前面に温度やファン回転数を表示するディスプレイが搭載されている。

　 天面に防音シートが貼付された、静音性がウリのHTPC向けATXケース。メーカーはFractal Design。

　12?ファンを左右に1基ずつ備えている他、最大3基のファンの速度を制御できるコントローラが搭載されている。

　電源は別売り。