今週見つけた新製品
製品ジャンル
SSD/HDDの新製品 (2013年3月23日)
(2013/3/19 21:30)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
この価格で販売されることを保証するものではありません。
実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。 - ※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円) | ショップ | 備考 |
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SSD/HDD
A-DATAのSSD「Premier Pro SP600」シリーズの7mm厚モデル。容量は64GB/32GBの2モデル。
「搭載コントローラはJMicron JMF661」(ショップ)。
「512バイトセクタを採用している」(販売しているBUY MORE秋葉原本店)という珍しい4TB HDD。
「4KBセクタのHDDは、(512バイトセクタモードであっても)RAID環境下では問題が出ることがあるが、このHDDならばセクタサイズに関する問題がない」(同店)という。
メーカーの製品情報では動作モードとして「512バイトエミュレーション (512e)」に加えて、「レガシー512バイトコンフィグレーション(512n)」が用意されている旨、記載がある。
SeagateST1000LM014
- 2.5インチSATA-HDD/1TB
- フラッシュメモリ8GB/バッファ64MB/6Gbps
12,980 | TSUKUMO eX. | 1F |
12,980 | ツクモパソコン本店II | 1F |
SSD+HDD型のハイブリッドストレージを「SSHD」という新しいネーミングでアピールするSeagate製のハイブリッドHDD。同社の「Laptop SSHD」シリーズの属するモデルで、発売されたのは2.5インチ/容量1TBのモデル。
Laptop SSHDは、2010年7月に登場した「Momentus XT」と同様に、NANDフラッシュとHDDを組み合わせることで高速性とコストパフォーマンスを両立させた6Gbps SATA対応の2.5インチドライブ。同社は「SSD並みの起動速度とパフォーマンスを持つ」とアピールしている。
両モデルの主な違いは、搭載されているNANDフラッシュの種類。Momentus XTが4GBまたは8GBのSLC NANDフラッシュだったのに対し、Laptop SSHDでは8GB MLC NANDフラッシュが搭載されている。
ちなみに、海外のPC関連情報サイトによると、搭載されているフラッシュは「SLC/MLCの両方で動作するデュアルモードNAND」だという。他にも「デュアルモードNANDはMomentus XTのSLC NANDより高速」「ブートデータはSLC部分に格納されている」といった情報が見られる。公式な仕様としては公開されていないが、事実とすれば興味深い内容だ。
データ管理には、Momentus XTと同様に「Adaptive Memory」技術が採用。Adaptive Memoryでは、頻繁に使われるファイルを自動的にフラッシュ部分に配置し、パフォーマンスを向上させるという。
なお、Momentus XTではデータ転送速度などの具体的なパフォーマンス指標は公表されていなかったが、Laptop SSHDではデータシートで「平均データ・スループット 100MB/秒」「PC Mark Vantage平均HDDスコア 19,838」とされている。また、Windows 8の平均起動時間は10秒以下という。
その他のST1000LM014の主なスペックは、キャッシュ容量64MB、ヘッド数4、プラッタ数2、消費電力がシーク時2.7W、アイドル時0.9W、動作音量がシーク時24dB、アイドル時22dB、本体サイズが高さ9.5×幅69.85×奥行き100.35mm。
このほか、厚さ7mmという薄型で、容量500GBの「ST500LM000」がラインナップされている。こちらは「Laptop Thin SSHD」と名付けられている。