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ビデオキャプチャ関連の新製品 (2013年5月25日)
(2013/5/21 23:51)
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価格(円) | ショップ | 備考 |
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ビデオキャプチャ関連
1080p/60HzのDVI/HDMI入力に対応、QuickSyncVideoを使ったH.264録画もできるHDキャプチャカード。メーカーはマイコンソフト。
無遅延で出力できるスルー出力コネクタも搭載するなど「ゲーム録画向け」を意識した製品で、別売オプションを併用すればPlayStation/2やスーパーファミコン、ゲーム基板などをRGB入力でキャプチャできるという。
この製品は、PCI Express x1(Gen2)に対応、1080p/60Hzで録画・プレビューできるというHDビデオキャプチャカード。
録画は付属ソフトで行うが、このソフトはIntel CPUが備えるアクセラレーション機能、QuickSyncVideoに対応。CPUアクセラレーションによるH.264録画が行える。1080p/60Hzに対応したHDキャプチャカードはエスケイネット「Monster XX」なども出ているが、QuickSyncVideoに対応しているのはこの製品の大きな特徴だ。
対応する入力コネクタはDVI-DとHDMI、VGA、コンポーネント、S端子、コンポジットビデオで、さらに標準でスルー端子も搭載。スルー端子から映像を出力することで、「遅延なしにゲームをしながら同時に録画する」といったことも行える。
VGAについては15〜31kHz入力に対応、640×400/480ドット〜1,920×1,080ドットまで様々な入力が行える。DVI/HDMI入力時はHDCP非対応。
このほか、別売の21ピンRGB用複合同期信号分離ユニット「XSYNC-1」(直販価格9,300円)を併用することで、旧世代のゲーム機を直接接続、録画やプレビューが行えるのもユニークな特徴。
PlayStation/2やスーパーファミコン、セガサターン、メガドライブなどを21ピンRGB入力で接続できるほか、一部アーケードゲーム基板にも対応できるという。対応する基板については、ユーザーが自由に更新・閲覧できるかたちで同社が公開中だ。
なお、高速なキャプチャを行うだけに、PCに必要なスペックが高いので要注意。
必須環境として挙げられているのはPCI Express Gen2スロットやSandy Bridge以降で2.5GHz以降のCore iシリーズ、3Gbps SATA対応で容量120GB以上のSSDまたはHDD、Direct X 11以上に対応したVGA環境など。対応OSは32bit/64bitのWindows 7 SP1以降またはWindows 8。
カードのサイズはLowProfile対応で、ブラケットも付属。スルー出力コネクタは隣接スロットを使う構造で、不要な場合は取り外すこともできる。
HDMI/コンポーネント入力のほか、コンポジットやS端子入力にも対応したUSB 2.0接続のビデオキャプチャアダプタ。
入力可能な動画の最大サイズは1080i(30fps)、480p/720p入力時は60fpsでのキャプチャが可能とされている。