(2013/12/4 23:07)
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価格(円) | ショップ | 備考 |
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12Gbps SASに対応した初のSSD。メーカーはSeagateで、容量は200GB、2.5インチサイズのモデル。このほか、400GBモデルと800GBモデルもラインナップされているが、それらは未発売。
この製品は、12Gbps SAS対応のエンタープライズ向け2.5インチ/7mm厚SSD。同社製SSDとしては、10月に登場したノートPC向けの「600 SSD」に続く製品となる。
12Gbpsの転送速度をサポートした製品については、これまでにインターフェイスカードやドライブケースなどが登場しているが、ドライブの店頭販売を確認したのは今回が初めて。
また、12Gbps SAS対応のSSDについては、これまでに同社のほかHGST、Samsung、東芝が製品を発表、または製品を投入予定としていたが、一番手は同社となった。
今回の製品では、停電による電源断や、検知されない不測の破損などからデータを保護するというエンタープライズ向け機能セットが搭載。耐久性の高さもうたわれており、TBW(総書き込み容量)は200GBモデルで3,650TB、400GBモデルで7,300TB、800GBモデルで14,600TBとされている。
公称の性能指標値は3モデル共通で、シーケンシャル128KBアクセスがリード800MB/s、ライト640MB/s、ランダム4Kアクセスがリード120,000IOPS、ライト40,000IOPS。
本体サイズは高さ7×幅70.1×奥行き100.45mm。平均消費電力は、200GB/400GBモデルがスリープ時1W、アイドル時2.5W、動作時6.1W、800GBモデルがスリープ時1W、アイドル時3.2W、動作時6.8W。
ちなみに、12Gbps SASも従来のSASインターフェイスとの互換性があり、物理的には12Gbps SAS対応ドライブに6Gbps/3Gbps SAS対応のケーブルなどを接続して使うことも可能。今回の製品にも、インターフェイスとして29ピンSASコネクタが搭載されている。