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PC自作キットの新製品 (2014年3月8日)

  • このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
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価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

PC自作キット

GIGABYTEBRIX Pro(GB-BXi7-4770R)

  • Core i7-4770R搭載PC自作キット
  • HDMI・Mini DisplayPort出力/サウンド/1000Base-T LAN/IEEE 802.11b・g・n・ac無線LAN/Bluetooth 4.0
  • 2.5インチベイ搭載
79,800OVERCLOCK WORKS売り切れ
79,980BUY MORE秋葉原本店売り切れ
79,980ZOA 秋葉原本店2F
79,980ソフマップ 秋葉原 リユース総合館1F
79,980ソフマップ 秋葉原 本館4F
79,980ツクモeX.パソコン館4F,売り切れ
79,980ツクモパソコン本店B1F
79,980ドスパラパーツ館1F
79,980パソコンショップ アーク
79,980パソコンハウス東映
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  “GIGABYTE版NUC”ことBRIXのIris Pro搭載モデル。搭載CPUはCore i7-4770R。

 この製品は、同社の超小型PCであるBRIXの上位モデルで、Haswell内蔵GPUの最上位「Iris Pro Graphics 5200」が搭載されているのが最大の特徴。これまでとは異なるレッドとブラックのカラーリングも印象的。

 Iris Pro Graphics 5200では、ビデオメモリとしてeDRAMがパッケージ内に搭載、下位のHD Graphics 4000/5000シリーズを大きく上回るグラフィックス性能が実現されている。

 実際に、PC WatchがBRIX Proの試作機(CPUは4コア/4スレッドのCore i5-4670R)で行なったベンチマークテストでは、Intel NUCのCore i5-4250U搭載モデル「D54250WYK」(HD Graphics 5000)との比較で、3DMarkでほぼ2倍以上、FFXIVベンチマークで3倍弱という高いスコアが出ている。今回のモデルでは、試作機よりも上位のCPUが搭載されているため、さらに高いスコアが期待できる。

 今回のモデルの搭載CPUは4コア/8スレッドのCore i7-4770R。主なスペックは、クロックが通常3.2GHz、ターボ時最大3.9GHz、キャッシュ容量6MB、最大TDP 65W。内蔵GPUであるIris Pro Graphics 5200のクロックは通常200MHz、最大1.3GHzで、Quick Sync Video、WiDi、Clear Video HDなどもサポートする。

 今回発売された製品の本体サイズは62×111.4×114.4mm。BRIXの2.5インチドライブ対応モデル(42.8×107.6×114.4mm)より大型化しているが、設置面積はほぼ同じで、VESAマウントもサポート(75×75mm、100×100mm対応)。また、本体背面は上側、下側の2ヶ所に冷却用の通風口が設けられている。

 メモリスロット数はDDR3L SO-DIMM×2(最大16GB、1.35V対応)。ストレージは、2.5インチHDD/SSD(6Gbps SATA接続)とmSATA SSDが搭載できる。また、Mini PCIeスロットも備えているが、無線LAN/Bluetoothモジュールで使用済みとなっている。

 その他の主な搭載機能・インターフェイスはMini DisplayPort、HDMI、1000Base-T LAN、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、USB 3.0(前面×2、背面×2)、ヘッドフォンジャック(S/PDIFサポート)。

 付属品はVESAマウントブラケット、ACアダプタ(19V/7.1A)、電源ケーブル、ドライバCDなど。

ZOTACZBOX nano ID69(ZBOX-ID69-J)

  • Core i7-4500U搭載PC自作キット
  • DisplayPort・HDMI出力/1000Base-T LAN/サウンド/IEEE 802.11b/g/n/ac無線LAN/Bluetooth 4.0
84,980パソコンショップ アーク
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  “ZOTAC版NUC”こと「ZBOX nano」シリーズの最上位モデル。Core i7-4500U搭載品。

 ZBOX nano ID69は、VESAマウントにも対応する超小型筐体を採用したPC自作キット。本体サイズは幅127×奥行き127×高さ45mm。

 Haswell搭載版として先週初登場したCore i3-4010U搭載モデル「ZBOX nano ID67」の上位モデルで、CPUはCore i7-4500Uが搭載されている。ZBOX nanoシリーズとしては、現時点でこのZBOX nano ID69が最上位モデルとなる。

 ちなみに、Core i7-4500UのGPUは、Core i3-4010Uと同じHD Graphics 4400だが、Core i7-4500Uでは自動オーバークロック機能のTurbo Boostがサポートされており、最大でクロック3GHzで動作する(通常クロックは1.8GHz)。最大TDPは両者同じで15W。

 メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×1(最大8GB、1.35Vのみ対応)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/g/b)、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA、eSATA、USB 3.0(背面×4)、USB 2.0(前面×2)、IRレシーバー、メモリカードリーダー。

 付属品は無線LANアンテナ、VESAマウンタ、ACアダプタ、電源コード、ZOTAC nanoRAIDなど。

ZOTACZBOX nano AQ02(ZBOXNANO-AQ02-J)

  • AMD A8-5545M/Radeon HD 8510G搭載PC自作キット
  • DisplayPort・HDMI出力/1000Base-T LAN
  • IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN/Bluetooth 4.0
46,980パソコンショップ アーク
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  AMD AシリーズAPUを搭載したZOTACの小型PCキット「ZBOX nano」シリーズのA8-5545M搭載モデル。

 ZBOX nano AQ02は、昨年12月に登場したZOTAC製小型PC自作キット「ZBOX nano AQ01」の上位モデル。本体サイズは幅127×奥行き127×高さ45mmで、Bay Trail-M搭載のIntel製NUC(本体サイズ116.6×112×51.5mm)に近い大きさも特徴。

 ZBOX nano AQ01では「Kabini」ことローエンドAPUのA4-5000が搭載されていたが、今回のZBOX nano AQ02では「Richland」ことA8-5545Mが搭載されている。

 A8-5545MはノートPC向けのクアッドコアAPUで、TDPはA4-5000より若干高い(15W→19W)ものの、上位GPUのRadeon HD 8510Gを内蔵するほか、自動オーバークロック機能のTurbo COREもサポートするなどスペックは高い。

 主要スペックはCPUクロックがベース1.7GHz、ターボ時最大2.7GHz、GPUクロックがベース450MHz、最大554MHz、TDP 19W、キャッシュ容量4MB、対応メモリがDDR3-1333。

 ZBOX nano AQ02の主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、eSATA、USB 3.0(4ポート)、USB 2.0(2ポート)、メモリカードリーター。

 メモリスロット数はDDR3 SO-DIMM×1(最大8GB)。ストレージは2.5インチHDD/SSDが1基内蔵可能(6Gbps SATA接続)。VESAマウントにも対応している。

 付属品はVESAマウンタ、ACアダプタ、無線LANアンテナ、ドライバDVDなど。