1998年3月28日号


PentiumII 400MHzの実売価格は13万円前後
350MHzに続いて400MHzも登場、売れ筋は400MHzに集中?

PentiumII 400MHz型番
【PentiumII 400MHz】【型番】
入荷しました店頭価格掲示
【入荷しました】【店頭価格掲示】

 先週の350MHzに続き、ベースクロック100MHzに対応したPentiumIIの400MHzが出た。実売価格は13万円前後。次の450MHzが夏頃になると言われているだけに、最速Intel CPUの座がしばらく揺るぎないと見られる400MHzは人気が高く、幾つかのショップではすでに品切れを起こして2度目の入荷を行ったというところもある。先週登場した350MHzは、売れ行きに関してそれほど大きな動きはなかったようで、どうやら400MHzがすぐ出るのがわかっているのでパスするという人が多かったらしい。在庫ショップも400MHzは17店と、350MHzデビュー当時の11店よりはるかに多い。

 PentiumII 400MHzの販売がアキバで始まったのは、確認できている範囲では24日(火)から。350MHzが登場したのは18日(水)で、それからたった1週間でもう次のモデルが出たことになる。しかし、これも両モデルが4月に同時正式発表される可能性が濃厚であることを考えれば、納得のいくタイミングではある。むしろ、なぜ今回のフライング販売が同時スタートでなかったのかを不思議がる向きもある。例によって、アキバに出回り始める直前からアメリカの通販ショップでは販売が始まっており、これらはIntelが中規模OEM向けへの製品出荷を始めたのと同時に横流しされたものではないか、と指摘する人もいるが、真相はわからない。

 350MHzと400MHzの違いは、見た目ではほとんどなく、表面に印刷された型番が若干異なっている程度。実際にチェックした製品の例では、350MHzは「80523PY350512 SL2S6」とあり、400MHzは「80523PY400512 SL2S7」と記されていた。最後4桁のロット番号が違っているのが気になるが、これが現在出回っているすべての製品にあてはまるものなのかどうかは不明。とにかく、あくまでも未発表製品のフライング販売であり、仕様その他については謎な点が多い。現在出回っている製品が、正式発表後に出てくる製品とまったく同一のものという保証はないし、ECC機能はどうなっているのか、440BXチップセットと組み合わせて動作させた場合はどうなるのかなど、気になることばかりだ。

 350MHzと同じで、440BXチップセットを搭載したマザーボードがまだ出ていないことから、この400MHzも今のところは440LXチップセットのマザーボードでクロックアップして使う以外には使用方法がない。対応している内部倍率については、ネット上のレポートをいくつかあたってみると、350MHzと同じで5.5倍までらしい。ただし、最終的なクロックアップ耐性の限界は、それほど350MHzと大きな違いがあるわけではないようだ。このあたり、では440BXチップセットで使った場合はどうなるのか? ということを考えると、それはそれでまた悩ましいところであり、楽しみなところでもある。

 PentiumII 400MHzの登場は、お金と勇気のある人にとっては、440BXを待ってから買うか、今の440LXで試してみるのか、とりあえずそれが問題というところか。

【PentiumII 400MHz 価格表】
ショップ 価格
コムサテライト2号店(COM/2) 123,000円
パソコンシティ(ブロックD2 124,700円
コムサテライト1号店(COM/1) 125,000円
TWO-TOP秋葉原1号店 125,000円
TWO-TOP秋葉原2号店 125,000円
PCiN秋葉原 127,800円
(29日入荷予定)
LAN2 PLAZA 128,000円
クレバリー 128,000円
ピーシーアドバンスド 128,000円
ZOA 128,000円
BLESS 128,000円
ツクモパソコン本店II 129,000円
ツクモDOS/Vパソコン本館 129,000円
ぷらっとホーム 129,800円
AZ’TEC 135,800円
L・PLAZA 138,000円
PS/PLAZA WAKAMATSU 138,000円

[撮影:DIJEとQ-mini 協力:ツクモパソコン本店II]


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