PC/100対応メモリは、4月に見られた1週間で半額になるような派手な値動きはないものの、それでもやはり大きく下がって最安値はどれも約2,000～5,000円下がっている。ちなみに64MBに関しては、すでに従来のSDRAMよりPC/100対応メモリの方が取り扱いショップが多く、それ以外のタイプでも取り扱いショップはほぼ同数と、そろそろ形勢が逆転しそうな状況。

　なお、メーカー、使用チップ、アクセスタイム、CAS Latencyなどは店頭に明示、あるいは明らかに確認できる場合のみ表記してある。また、正式にはPC/100規格対応をうたっていない場合でも、PC/100規格に相当するチップを使用しているものはPC/100規格として扱っているので、購入の際には店頭でよく確認して欲しい。

　Pentium IIは下がり方にばらつきが出始め、最安値で400MHzが4,200円更新したのをはじめ、300MHzが3,000円、233MHzが1,700円下がったものの、300MHzと350MHzは逆に最安値が上昇している。そろそろPentium IIも下げ止まりか。

　今までバルクのみで、しかも少量しか出回っていなかったCeleronも、リテールパッケージが登場し、取り扱いショップも計6店にまで増加した。最安値は23,480円とMMX Pentium 233MHzやPentium II 233MHzと比較しても微妙な位置にあり、今後の値下がりに期待がかかる。