PC/100対応SDRAMの値下がり傾向も変わらず、最安値を64MBは1,200円、128MBは2,000円更新している。なお、CAS Latency=2を店頭で表示しているものや、メーカー側ではっきり唱っているものについては、今回から別項目で扱うようにしたので参考にして欲しい。

　メーカー、使用チップ、アクセスタイム、CAS Latencyなどは店頭に明示、あるいは明らかに確認できる場合のみ表記してある。また、正式にはPC/100規格対応をうたっていない場合でも、PC/100規格に相当するチップを使用しているものはPC/100規格として扱っているので、購入の際には店頭でよく確認して欲しい。

　正式に発表されたばかりのK6-2は、266／300ともに取り扱いショップが一気に27店にも増え、価格も急激に下がって最安値は266で11,500円、300では16,300円も下がった。同クロックのK6とK6-2の価格差は急激に縮まり、平均では266／300ともに3,000円程度の差になっている。また、あまりの急激な価格変動にショップが対応しきれなかったのか、K6とK6-2の価格が逆転しK6の方が高くなってしまっているショップもいくつかみられた。なお、参考として今週は上位十傑まで掲載してある。

　Celeronは今週2店のみとなってしまっているが、これはあまりの人気で、どのショップでも売り切れてしまっているため。Celeronに限らず、今週は給料日直後の週末だったためか、どのショップでも夕方にはさまざまなCPUが売りきれとなり、品薄気味になっている。どのショップもうれしい悲鳴を上げており、中には在庫のCPUをすべて売り切ってしまってショーケースが空っぽのショップもみられた。

　Pentium IIにはそれほど大きな値動きがみられない。目立つのは350MHzと233MHzが1,000円、300MHzが1,300円最安値を更新している程度。これはCeleron同様、売り切れとなったショップが多かったため。