PC/100規格対応メモリは、さすがにここに来て多少勢いが衰えたのか、久しぶりに最安値の下がり方が通常タイプのそれを下回っている。それでも32MBこそ最安値の更新が止まってしまったものの、64MBは500円、128MBは1,000円と下がっている。
　また、これまで高値安定だったCAS Latency=2の製品が、SEC製チップを使用したものが一気に出回ったことで価格を下げ、今度はこちらが暴落している。

　メーカー、使用チップ、アクセスタイム、CAS Latencyなどは店頭に明示、あるいは明らかに確認できる場合のみ表記してある。また、正式にはPC/100規格対応をうたっていない場合でも、PC/100規格に相当するチップを使用しているものはPC/100規格として扱っているショップもあるので、購入の際には店頭でよく確認して欲しい。

　先週、在庫店が2店にまで落ち込んだCeleronは、今週も品薄。それでも多少回復し、4店に在庫ショップが増えている。価格面では、いくつかのショップで2万円を切る価格表示もあったが、すべて売り切れや、予約分のみで埋まっているという状況だった。

　Pentium IIも先週同様の品薄傾向が続いており、価格面では目立つ動きがほとんどない。例外的に下がっているのは、266MHzと350MHzだが、266MHzは先週、最安値が上がっているので実質的には数百円程度の下げ。350MHzだけが先週に続いての1,000円の下げとなっている。