PC/100規格SDRAMは、32MBこそしばらく動いていないが、64MBはついに10,000円を割りこみ、128MBも最安値が20,000円ジャストとなっている。この価格は、3週間前の通常タイプSDRAMの価格と同レベル。製品によっては、仕入れ値が通常タイプのSDRAMとまったく同じになっているものもあるそうだ。

　メーカー、使用チップ、アクセスタイム、CAS Latencyなどは店頭に明示、あるいは明らかに確認できる場合のみ表記してある。また、正式にはPC/100規格対応をうたっていない場合でも、PC/100規格に相当するチップを使用しているものはPC/100規格として扱っているショップもあるので、購入の際には店頭でよく確認して欲しい。

　Celeronは今週300MHzが登場。すべてバルクで価格は26,800～29,800円と、266MHzの初登場時よりやや高め。266MHzはほとんどのショップで2万円を切るようになった。取扱店も再び2桁まで回復。しかし増えたのはバルクの取扱店がほとんどで、リテールパッケージ版の在庫店は4店のみ。そのうち1店も13日(土)のうちに売り切れてしまっていた。

　Intelの価格改定で、Pentium IIは233MHz以外のすべてのタイプで最安値を更新している。最も大きい下げ幅は333MHzと350MHzの2,000円。ついで400MHzの約1,200円、300MHzの800円と言うのが目立ったところ。平均ではどのタイプも1,000～2,000円以上下がっている。Intel製CPU全体に見られる品不足は、まだまだ解消せず、どのタイプも普段より10店ほど取り扱いショップが少ない。