PC/100対応メモリは、このところ値動きが小さく64MBは1万円強、128MBは2万円強の辺りをさまよっている。CAS Latency=2のタイプも、NECなどの国内メーカー製チップを使用したものが普及したためか、価格が安定傾向にあり、SECやヒュンダイなどの人気メーカーのチップを使用した製品はかなり品薄になっている。特に128MBでは、ほとんど見られなくなり、あっても3万円以上の高値になっていることが多い。

　メーカー、使用チップ、アクセスタイム、CAS Latencyなどは店頭に明示、あるいは明らかに確認できる場合のみ表記してある。また、正式にはPC/100規格対応をうたっていない場合でも、PC/100規格に相当するチップを使用しているものはPC/100規格として扱っているショップもあるので、購入の際には店頭でよく確認して欲しい。

　K6-2/300の品薄は一挙に解消。在庫ショップ数は先週の倍近い25店にまで回復した。しかし、最安値は700円ほど上がっている。実のところ、300の最安値はK6-2の正式発表直後からあまり下がっていない。333は先週から最安値を1,000円下げている。

　Pentium IIは333MHzが4,000円、400MHzが1,000円最安値を更新しているが、それ以外では大きな変化はみられない。