1998年11月21日号 |
その前兆ということなのか、すでに21日(土)の段階でツクモパソコン本店IIの3FではK6-2/380を400MHzにクロックアップした状態でマシンのデモを実施中。TWO-TOP秋葉原1号店の4Fでは、K6-2/400の実物をショーケースに入れて展示を行っている。展示しているK6-2/400に関しては、サンプル品ではなく製品版だそうで、「ということは…」と張り紙に意味深長なコメントがつけられている。さらに、TWO-TOP秋葉原2号店では、店内と店頭の価格表にK6-2/380の価格(27,800円)を表示し、店内では「売りきれ」の表示も。もちろん実際に入荷したわけではないそうで、実質的には予価ということらしい。ベースクロック66MHz対応のK6-2/366については、ある流通筋によると「OEM用に設定されたモデルのため、一般にはほとんど出ないのではないか」とのこと。
K6-2/400が出てくれば、Pentium IIとのクロック差は一気に縮まることになり、Socket 7がまた面白くなりそうだ。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]
現在「OPENセール」を実施中で、サイコロを3つ振って全て同じ目が出た場合に、K6/233が96円で買えるなどの限定品を日替わりで販売している。22日(日)には、YAMAHA RT50i、iiyama 14インチモニタ、PC100 SDRAM 64MBが96円で買えるほか、特価品が店内にいくつも用意されている。まだ開店直後ということで、品数が少ないものの、これは今後改善されるものと思われる。かわったところでは、今までTWO-TOPでしか販売していなかったSlot 1/2両用マザーボード「FW-6400GX/150/WS(WOS)」が1Fで販売されていた。
同店はホームページ上でのオンライン販売も積極的に行うそうで、5,000点以上のアイテムを用意するとのこと。今後要チェックのショップだ。
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-5-5
(店舗)Tel 03-3526-3285 FAX 03-3526-3286
(通販)Tel 03-3526-3288 FAX 03-3526-3289
http://www.faith-go.co.jp/
またまたM IIの新型が登場。今度はM II-300GPのベースクロック75MHz版が出回り始めている。といっても、これは国内代理店の正規流通品で、データシートにもしっかり記載されている公式な仕様の製品。ベースクロック66MHz版と両方を扱っているショップでは、75MHzの方が若干高い価格設定になっている。実売価格は8,800~9,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、「黒い」M II-300GPもアキバに出回り始めた。M IIは種類がどんどん増える一方だ。 |
AMDはK6-2リテールパッケージのキャンペーンを実施中。5,000個限定の3DゲームIncoming添付パッケージが販売開始になり、さらに、先着でK6-2オリジナル時計(2種類)、K6-2エンブレムも先着順でAMDがプレゼントしてくれる。Incoming付きのパッケージは、表面に「インカミング付属」というシールが貼ってあるので、K6-2の購入を考えている人はこれを目印に購入すべし。キャンペーンは12月末まで。 □年末スペシャル・キャンペーンのお知らせ http://www.amd.com/japan/event/campaign_pib.html |
キャンペーンを実施しているのはAMDだけではなく、Creativeも同じ。「Let's Experienceキャンペーン」と題し、3D Blastere Voodoo2やSound Blaster Live!シリーズのキャッシュバックや、4スピーカーシステムのプレゼントなどを行っている。なかでも注目は、Sound Blaster Live!とLive! Value購入者に光デジタルI/Oカードを無償でモニター提供するというプレゼント。光入力によるデジタル録音を手軽に実現するには、安いLive! Valueを買えばいいというわけ。応募用紙は同社のホームページ上に登録されているので、これを使えばすぐに応募できる。サウンドマニアな人たちには朗報だ。 □Let's Experienceキャンペーン http://www.creaf.co.jp/let-exp/index.html |
IDE RAIDコントローラーカード「FastTrak」で知られるPROMISEから、今度はなんとIDE RAID機能をオンボードにした440BXチップセット搭載マザーボードが出た。製品は「FT440BX」で、価格は25,800円~29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと)。通常のIDEポート2つのほかRAID用に2ポートあり、計8台のHDDが接続できる。同梱されているIDEケーブルも4本。RAID 0のストライピングとRAID 1のミラーリングに対応しており、手軽にRAIDを組むにはコストパフォーマンスは抜群の製品といえる。FastTrakとマザーボードを別々に買うよりも安い。最近、金太郎飴状態に陥っているマザーボード製品の中にあって、ひときわユニークさが目立つ。 |
Flip-Flapは21日(土)、ショップと同名の双子女性デュオ「フリップフラップ」のトークショーを開催した。同名ということがわかってから所属事務所とは懇意で、今までにも同店ホームページ上でインタビューなどを掲載しており、それが発展して今回のトークショー開催に。抽選で入場券を配布した50人がフロア内に入ったほか、開放されたドアからも多数の人が覗きこみ、ビル周辺は人だかりに。彼女らは、明石家さんまとのシャンプーCMの裏話などを披露した。PC/AT互換機ショップで芸能人がイベントを行うというのは極めて異例。ショー終了後、同店はいったん搬出した商品を全て元に戻す作業を徹夜で行った。後日、ホームページ上で詳細なレポートが掲載されるとのこと。 |
TWO-TOP秋葉原本店は、20日(金)と21日(土)にジャンク市を開催した。ホームページ上で予告されていたこともあり、当日は開催直前から長蛇の列ができ、周囲の人間も「いったいなんの列だ?」とビックリしていたほど。8GBのUltra SCSI HDDが500円、マザーボード1,000円、DATドライブ3,000円など、激安品が豊富で、列も切れずに大繁盛の様子だった。今回のジャンク市はすでに第5弾。次のチャンスを狙いたいという人は、直前にホームページ上でアナウンスされるイベント情報を週末直前にチェックしておこう。 |
ソフトクリエイトFM館は、早くもPentium II Xeon 450MHzの予約を始めている。価格未定ながら2MBキャッシュ版もあり、驚いたことにすでに予約をしていった人もいるそうだ。1MBキャッシュ版は278,000円、512キャッシュ版は118,000円という予価で、これは現行のPentium II Xeon 400MHzとそれほど変わらない価格。入荷時期が未定となっているものの、予価を出していることからそう遠くはなさそうだ。このぶんだと、400MHzの価格は450MHzの登場と同時にまた暴落しそうだ。 |