1999年1月9日号 |
どうなる?RIVA TNTとBansheeの価格デッドヒート
RIVA TNTもBansheeも16MBで1万円割れ
【激安TNT再入荷】 | 【Illusion TNT】 |
【Joytech Apollo3D Banshee】 | 【3DeMON Voodoo Banshee】 |
そのIllusion TNT、'98年中に一度両店で在庫切れとなったものの、ツクモパソコン本店IIやツクモ10号店などには年が明けて大量再入荷している。ソフトDVDプレイヤーの「Power DVD」などがバンドルされた日本語パッケージで、やはり飛ぶように売れているそうだ。なかには1枚購入した後、また買いに来るリピーターも少なからずいるとか。このほか、クレバリーやJC-WORLDでもほぼ同様の価格でIllusion TNTが販売されており、取り扱いショップが広がっている。ただし、複数のショップで「この価格で入荷するのは今回で最後」という話が出ていることから、場合によってはこの週末が最後の狙い目になるかもしれない。しかし、ほかの製品でもMagic! TNTで14,800円、台湾直輸入の頂堅科技製RIVA TNT搭載ビデオカードが12,900円といった価格も出ている(詳細は「その他のお買い得情報」参照のこと)。
一方のライバル、Voodoo Banshee搭載ビデオカードも価格が下がっている。Joytech Apollo3D BansheeやEONtronics Lilith banshee、3DeMON Voodoo Banshee(PV810)といった各社のカードが9,800円や9,970円など1万円割れの価格がいくつか見られ、探さずとも12,000円程度ならザラにあるという状態だ。Voodoo Bansheeは特定の製品だけが下がるというよりも、各社の製品が全体的に下がるという傾向にあるようだ。
16MBのメモリと最新の3D機能を搭載した最も人気の高いAGPビデオカードがこんな価格になってしまうのだから、買う側としてはうれしい限りだ。それにしても、'99年初頭がこの状態なのだから、いったい1年後はどうなっているのか…。今はとにかくRIVA TNT vs Voodoo Bansheeの激しい価格戦争を要チェックだ。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとピーシーアドバンスド3丁目店と秋葉帝]