Pentium III 600MHzとCeleron 500MHzのフライング販売開始
いきなりリテールパッケージでの販売も
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●全て海外ルートの流通品
全て17日(土)から販売が開始されたもので、Pentium III 600MHzはバルク品とリテールパッケージが販売中、Celeron 500MHzはリテールパッケージのみ販売されている。Pentium III 600MHzの実売価格は96,800円~109,800円で、これはPentium III 550MHzよりも10,000~20,000円高い(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Celeron 500MHzは販売ショップが1店のみで価格は27,800円。こちらはCeleron 466MHzより10,000円程度高い計算になる。
なお、現在アキバで販売されている両CPUは、確認できている範囲ではいずれも海外からの流通品で、両CPUのリテールパッケージを販売するショップやリテールパッケージを店内にサンプル展示しているショップもあったものの、これらも確認を取ったところでは全て海外流通ルートからの輸入品だった。
各ショップの証言によれば、すでに国内正規代理店経由でのリテールパッケージの入荷が済んでいるところも多数あり、あとは発売日を待つばかりという。これらは発売日厳守の合意のもとで入荷したもののため、国内正規代理店経由のリテールパッケージを事前に直接展示したり販売したりすることはできないのだという。国内品の正式な発売日については、8月1日(日)と店内に予告を掲示しているショップがあるほか、それよりも少し早いというショップもある。いずれにしても、海外での報道などと照らし合わせても8月初頭近辺の正式発売は間違いないそうだ。
●この次にはAthlonも待っている
リテールパッケージに書かれていた仕様によれば、Pentium III 600MHzは100MHz×6、Celeron 500MHzは66MHz×7.5で動作する。これでCeleronも四捨五入で1GHzの世界に突入し、Pentium IIIはコンシューマー向けCPUとしては最速クロックの600MHzに。
これらにすぐ手を出すか、あるいは国内正規代理店の流通品を待つか、それとも近日登場が確実視されているAMDの最新CPU「Athlon」を待つか。高速CPUに魅力を感じる人にとっては、今は大いに悩ましい時期かも知れない。
□Pentium III(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/home/pentiumiii/
□Celeron(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/celeron/
[撮影協力:PCiN秋葉原とOAシステムプラザ東京本店とOVERTOP]
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