富士通ブランドの携帯MP3プレイヤーが発売に
FMP300Sの特徴は、デザインに凝っていること、液晶付きリモコンが付属していること、差し替え可能なメモリ媒体にMMCを採用していること、MMCスロットを2つ持つこと、16MBのMMCが2枚付属していること、MP3ファイル以外のデータも転送できること、など。MP3のエンコーダーソフト(MP3 Studio Unreal)や充電池、充電器なども一式付属しているため、とりあえずこれだけ買えば必要なものは全部そろう。
PCからのデータ転送はパラレルインターフェイス経由で行い、もちろん接続ケーブルも付属している。ただし、ほかの製品ではドッキングステーションなどを用意している例が多いのに対し、FMP300Sはケーブルと直結する構造になっている。ドッキングステーションを置くスペースがないという人にとっては、むしろこの方がすっきりしていいかもしれない。電池は充電式ガム電池1本か、単4電池2本を使用する。
サポートなどで安心できる国内メーカーの製品で、とりあえずなんでも一式そろうという点ではこの製品は魅力的。これだけそろって実売価格が2万円弱(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)という、コストパフォーマンスの高さにも注目したいところ。日本ではほとんど普及していないMMCを利用しているというのが難点だが、32MBのMMCが近いうちに出る予定になっているので、これと差し替えることでメモリを増やすことが可能だ。
ここ最近は国内メーカーから携帯MP3プレイヤーの発表が相次いでおり、これから内外のメーカー入り乱れての携帯MP3プレイヤー発売ラッシュがやってきそうだ。
□FMP300S(富士通パーソナルズ)
http://www.fjp.co.jp/hyper/Hyper/Tool/FMP300S.htm
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