IDEをUltra Wide SCSIに変換するアダプタ
「AEC-7720UW」という製品名で、同社が独自開発したSCSI-IDEブリッジ「ARC760-B」が搭載されている。アダプタは手のひらにのる小さなもので、3.5インチドライブ用の電源を使用、IDE用の40ピンコネクタとUltra Wide SCSI用の68ピンコネクタが基板の裏と表にそれぞれとりつけられている。同社のWebには、このアダプタの製品情報は掲載されていないものの、ブリッジのチップ仕様が掲載されており、それによると、IDEはUltra ATA/33(33MB/s)をサポート、SCSIはUltra SCSI/Ultra Wide SCSI(40MB/s)をサポートしているという。また、CD-ROMなどのATAPIデバイスにも対応し、ブリッジレベルではIDEのDual Channelもサポートしているというから、ほとんどIDE-SCSI変換に関しては最大限の仕様を盛りこんでいると言える。
これを使えば、ストレージデバイスのインターフェイスをオールSCSIで固めているという人でも、安くて高性能なATAPIデバイス、IDE HDDが手軽に利用できるというわけだ。特に68ピンのUltra Wide SCSIをメインに利用している人には便利な製品と言えそう。
USER'S SIDE槇町店で販売しており、価格は9,800円。
□ARC760 SCSI-IDE Bridge(ACARD Technology)
http://www.acard.com.tw/Products/SCSI_IDE_Chip/ARC760.htm
[撮影協力:USER'S SIDE槇町店]
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