667MHz版が発売されたことで発表ずみのデスクトップPC用「Coppermine」は全て店頭に並んだことになる。

　Socket 370対応のFC-PGA版を含めた製品一覧と名称、さらに現在の状況は以下の通り。

	SECC2				FC-PGA
	分離型2次キャッシュ512KB		オンダイ2次キャッシュ256KB		オンダイ2次キャッシュ256KB
	FSB133MHz	FSB100MHz	FSB133MHz	FSB100MHz	FSB100MHz
×4	533B MHz 　従来モデル	モデルなし	533EB MHz 　リテール版発売中	モデルなし	モデルなし
×4.5	600B MHz 　従来モデル	450MHz 　従来モデル	600EB MHz 　リテール版発売中	モデルなし	モデルなし
×5	モデルなし	500MHz 　従来モデル	667MHz 　　リテール/バルク版発売中	モデルなし	500E MHz 　リテール/バルク版発売中
×5.5	モデルなし	550MHz 　従来モデル	733MHz 　リテール版発売中	モデルなし	550E MHz 　リテール/バルク版発売中
×6	モデルなし	600MHz 　従来モデル	モデルなし	600E MHz 　バルク版発売中	モデルなし
×6.5	モデルなし	モデルなし	モデルなし	650MHz 　リテール版発売中	モデルなし
×7	モデルなし	モデルなし	モデルなし	700MHz 　リテール版発売中	モデルなし

[撮影協力:ＰＣｉＮ秋葉原とソフトクリエイト FM館]

　リテールパッケージのデザインはSECC2タイプのPentium IIIとほぼ同じだが、右下部分に「Flip Chip PGA」という記述がある。

[撮影協力:ＰＣｉＮ秋葉原とソフトクリエイト FM館]

[撮影協力:T-ZONE PC DIY SHOP]

　未使用RIMMスロットにさすための容量0MBのRIMMで、RIMMスロットを備えたマザーボードを使用する際には、空のRIMMスロット全てにこのContinuity RIMM（C-RIMM）をさしておく必要がある。

　上記のほか、USER'S SIDE本店が受注発注扱いでTranscend製のContinuity RIMMを販売中。価格は1,700円。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

　設定可能なFSBは66/75/83MHzと100～200MHzで、100～200MHz間は1MHz単位で設定を行うことが出来る。また、I/O電圧は3.4V～3.75Vまで設定でき、コア電圧は2.0～2.5Vまで設定可能。また、エラー診断機能があり、マザーボード上のLEDにより、マザーボードの状態を診断できる。

　搭載PLLチップはRealtek RTM520-39D。

[撮影協力:ＡＺ’ＴＥＣとZOA 秋葉原本店]

　バルク状態のパッケージだが、マニュアルとドライバCDが付属している。

　販売しているZOA 秋葉原本店とZOA 21では、microATXケース(145W)とFDDをセットにしたベアボーンキット（17,800円）も販売中。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]

　SoundBlaster Live! Platinumでは、5インチベイ用コネクタユニットが国内版の「Live! Drive II」ではなく光入出力端子が省略された「Live! Drive」になっている。

[撮影協力:秋葉帝とＰＣｉＮ秋葉原]

　入出力端子としては、左右独立のアナログ入出力や同軸形式のデジタル入出力端子などを備える。

[撮影協力:ＡＺ’ＴＥＣ]

　44.1kHzでのデジタル出力に対応している。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　Ultra2 SCSI対応ケーブルとターミネータが付属する。

[撮影協力:ＰＣｉＮ秋葉原]

　Ultra2 SCSI対応ケーブルとターミネータが付属する。

[撮影協力:ソフトクリエイト FM館]

　合計3ポートのIEEE-1394端子（外部用6pin×1、内部用4pin×1、内部用6pin×1）と合計2ポートのUltraWide SCSI端子（内部×1、外部×1）を備えている。ボード上にはIEEE-1394コネクタへの給電を行うための電源コネクタが用意されている。

　1プラッタ当たりの容量は10.2GBで、回転数は5,400rpm、キャッシュ容量は2MB。

　今回発売されたのは最大容量製品の40.9GBモデルと30.7GBモデルの2製品で、40.9GBモデルは現在販売されているIDE-HDD中で最大容量。

[撮影協力:OVERTOP]

　　付属ソフトを操作することで、PCの電源がオンのままでもHDDの取り外しや交換ができるほか、容量の違うドライブや、ZipドライブなどのATAPIデバイスにホットスワップすることも可能という。

　パッケージには「日本語ソフトウェア・ユーザーズガイド（PDF）ホームページに公開中」と書かれているが、11月14日（日）現在、国内代理店（Sknet）のホームページには特になにも掲載されていない。

　なお、ツクモパソコン本店IIでは、交換用インナーケースが週明けごろに入荷する予定とのこと。予価は2,180円。

□Sknet
http://www.sknet-web.co.jp/

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　インターフェイスはSCSIで、読みこみ速度は32倍速、バッファ容量は4MB。

　現状では書きこみソフトが付属しないバルク品として販売されているが、PC-KIDS(ブロックE1-(b3))によると「Nero英語版、Easy CD Creator英語版、B's Recorder GOLD日本語版のそれぞれ最新バージョンで書きこみが可能」という。また、公式に「12倍速対応」を謳ったメディアも販売されていないが、同店ではリコー及び三井化学製のフタロシアニン系色素採用CD-Rメディアを「推奨メディア」として販売している。

　上記のほか、クレバリーでも近日中の入荷を予定しており、予約を受け付けている。

□PC KIDS
http://home.highway.ne.jp/pckids/

[撮影協力:PC-KIDS(ブロックE1-(b3))]

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]

　内蔵メモリは64MBで、スマートメディアで増設できる。USB接続キットが本来同梱されているはずだが、出荷が遅れているため、現在販売中の製品ではパラレルケーブルでしか接続できない。USB接続キットは後日購入者に送られる予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　上位モデルには128MB内蔵のDAP128も用意されており、11月下旬に発売される予定となっている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　ＡＺ’ＴＥＣによると、付属ドライバには日本語版も含まれているそうだ。

　日本語版は現在品薄。

[撮影協力:ＡＺ’ＴＥＣ]

　白色モデルと青いスケルトンモデルの2タイプ。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　Windowsで標準的に使用されるショートカットキーが左上部のボタンに割り当てられているため、特別なドライバなしで、新規ファイルオープンやコピー/ペーストなどをワンタッチで実行できる。

　インターフェイスとカラー別に4種類（PS/2白、PS/2黒、USB白、USB黒）のモデルがある。

[撮影協力:コムサテライト2号店とT-ZONE PC PRO SHOP]

[撮影協力:ＡＺ’ＴＥＣ]

　電源は付属のACアダプタを使用する。

　「世界各国合わせて13万文字の文字が扱える」のが最大の特徴で、通常のJIS第1/第2水準漢字（合計約7千文字）はもちろん、人名用の特殊漢字や旧字体、点字、梵字、甲骨文字、ハングル、中国語、ベトナム漢字、さらにはギリシャ、ヘブライ、アラビア文字などが「OSのあらゆる場面で」使用できるという。OSで使用される文字コードには独自の「TRONコード」が使用されている。

　ワープロソフトや表計算ソフト、メールソフト、Webブラウザなどが付属する。

　 フロンティア神代 東京秋葉原店では店内でデモ中。

□「超漢字」で扱える文字の内訳
http://www.personal-media.co.jp/btron/catalog/cho-kanji/press.html#detail

[撮影協力: フロンティア神代 東京秋葉原店]

　日本語版redhat Linuxは、これまでレーザーファイブ株式会社が開発/販売していたが、パートナー契約の打ち切りに伴い、今夏にレッドハット株式会社による開発/販売体制に変更されている。なお、レーザーファイブでは独自のディストリビューションとしてLASER5 Linux 6.0を発売中。

□レーザーファイブ
http://www.laser5.co.jp/

　国内販売元の長瀬産業では、従来のSoftware Cinemaster 99ユーザー向けにアップグレード版ダウンロードサービスを行っている。

□Software Cinemaster 99アップグレード版ダウンロードページ
http://direct.nagase.co.jp/cinemaster/download.html

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　ポンプと水冷ヘッド、グリス、パイプが全てセットになっており、あとは水槽さえ用意すれば必要な部品は全て揃う。製品モデルは、ペルチェ素子の有無で2種類が用意されている。

　国内代理店のJ&Tでは、5インチベイ内蔵型の専用水槽や、フレームのみのケース「Super超頻之家」と一体化するキットなど、「豊富なオプション」を続々発売する予定とのこと。
　現在、BLESSでデモを公開中。

　上記のほか、並行輸入版が複数のショップで販売されており、独自の日本語マニュアル付きで販売されている例もある。

[撮影協力:ソフトクリエイト FM館とZOA 21とBLESS]

　マザーボードのチップセットはi810DC100で、Socket 370を搭載している。このマザーボードは、PCIスロット2本とAMRスロット1本を備えているが、ケースの高さが低いため、特別に背の低いPCIカードでなければ物理的に使用できない。

　このタイプの「背の低いPCIスロット」の規格としては、現在PCI SIGが「Low Profile PCI」を策定中で、今年末～2000年初頭ころにリリースされる予定となっている。ただし、このベアボーンキットが「Low Profile PCI」を念頭において設計されたものかどうかは不明。

　ベアボーンキットとしては、24倍速CD-ROMドライブとFDDドライブ、V.90対応専用モデムカード(AMR)が付属する。ケースの電源は136W。

　前面にあるUSBポートは「配線されていないため使用できない」（ツクモパソコン本店II）そうだ。

□PCI SIG
http://www.pcisig.com/

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　CD収納ケース部には半透明の扉がついているため、CD収納ケースを取り外してしまえば、この扉を介してケース内部に「手を入れる」ことができる。

　扉の色別にGP（グレープ）とGN（グリーン）の2タイプがある。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]

　5インチベイ2個と3.5インチベイ2個が使えるATXマザーボード対応ケースは「肉厚アルミケース」シリーズ初。カラーは黒または銀を選択可能。

　「国内生産に切り替えた」とのことで、製造メーカーはこれまでのChilliではないそうだ。

　現在は受発注扱いだが、在庫販売する予定もあるそうだ。

□Chilli
http://www.chilli.com.hk/

[撮影協力:C'z]

　従来の「SL-02A」の改良製品で、FC-PGA用の設定ジャンパが追加されている。設定可能なコア電圧は1.3V～3.5Vで、FSBは66MHz(AUTO)～133MHz。

[撮影協力:ＰＣｉＮ秋葉原]

　PCと接続した際には、メール着信時に顔を赤らめたり、キーボードやマウスに合わせて首を振ったり、約束時間になると右腕を振るなどの動作が可能。対応メールソフトはOutlook ExpressやEudora、AL-Mailなど一般的なものであれば大丈夫だそうだ。

　電源は単三アルカリ電池2個。

[撮影協力:ソフトクリエイト FM館とアイ・ツー DOS/V専科東京3号店]

　PCへの接続に使用するアップストリームポートを2口備えており、場合に応じて切り替えて使用できる。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　筐体はスケルトンデザイン。

[撮影協力:T-ZONE PC DIY SHOP]

　PC-Successでは動作デモを公開中。

[撮影協力:PC-Success]