Xeon新モデルが3種類発売、6コア/3.46GHzの上位モデルも
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LGA1366版Xeonの新製品が3モデル登場、6コアのX5690(クロック3.46GHz)とE5645(同2.4GHz)、4コアのE5607(同2.26GHz)が発売された。実売価格はX5690が149,800円、E5645が49,800円、E5607が24,980円(詳細は「今週見つけた新製品」[15日更新予定]参照のこと)。販売を確認したのはツクモパソコン本店

●6コア/3.46GHzの上位モデルも発売

これらはデュアルCPU構成にも対応したXeon 5600シリーズの新モデル。

まず、上位モデルとして発売されたX5690はX5680(クロック3.33GHz)やCore i7-980X Extreme Edition(同)よりクロックが高い高クロック品。6コアでQPI 6.4GT/sのXeon X5600シリーズでは現時点において最上位モデルとなる。3次キャッシュ12MB、HTサポート(12スレッド対応)といったスペックは従来同様だ。

E5645はXeon E5600シリーズとしては初となる6コアモデルで(下位のE5640などは4コア)、HTのサポートにより12スレッドまでの実行に対応する。他の主なスペックはQPI 5.86GT/s、3次キャッシュ12MBなど。

なお、E5645は組み込み向けとして2010年第1四半期に出荷が始まっているが、パッケージ品を店頭で確認したのは今回が初めて。

E5607はXeon E5600シリーズで現時点において最下位のモデル。上位のE5640などと同様に4コアだが、HTはサポートせず4スレッド対応に留まる。また、Turbo Boostもサポートしない。他の主なスペックはQPI 4.8GT/s、3次キャッシュ8MB。

今回確認した製品のsSpecは、X5690が「SLBVX」、E5645が「SLBWZ」、E5607が「SLBZ9」。

なお、対応ソケットはLGA1366だが、対応マザーボードについては「不明」(ショップ)とされている。購入を検討する場合、対応マザーボードについては調査が必要なので要注意。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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