発売以来、高い人気が続いているFusionマザーボードだが、ASUS、GIGABYTEに続き、ASRockとSapphireからもマザーボードが発売された。
ASRockは価格の安さが特徴の「E350M1/USB3」で実売価格12,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、Sapphire製品は多機能さがウリのPURE FUSION MINI E350で実売価格17,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。いずれもMini-ITX対応だ。
●ASRock製は安さが特徴、12,800円
まず、ASRock E350M1/USB3はE-350 APUとA50Mチップセットを搭載した製品。画面出力としてはHDMI、DVIを搭載、6Gbps SATAやUSB 3.0、PCI Express x16といったインターフェイスを搭載する。
冷却システムにはヒートシンクとファンを使用。CPUとチップセットの個々にヒートシンクが装着されており、ファンはCPUヒートシンクだけに搭載されている。冷却システム全体の大きさは先週のGIGABYTE製Mini-ITXマザーボード、GA-E350N-USB3よりコンパクト。
また、USB 3.0インターフェイスのデータ転送速度を90.98%向上させるという「XFast USB」や、GUIによるBIOSメニューを提供する「UEFI」といった独自機能も搭載されている。
スロット数はPCI Express x16×1(x4モードで動作)、DIMM×2(DDR3 1066/800、最大16GB)。主な搭載機能はHDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA(4ポート)、eSATA、USB 3.0(2ポート)、7.1チャンネルサウンド。