ファンレスのFusionマザーボードはmicroATX製品が発売済みだが、Mini-ITXではこれが初めてだ。
●大型ヒートシンクでファンレスを実現
I/Oパネル部にも突出
この製品は、AMDのGPU統合型CPU、「E-350」を搭載したASUSのMini-ITXマザーボード。最大の特徴はCPU/チップセットクーラーがファンレスになっていること。マザーボードにはかなり大きなヒートシンクが付いており、一部はI/Oパネル部にも突出するというユニークな仕様になっている。
なお、「CPUファン用」の電源コネクタはマザーボード上に用意されており、これにファンを接続することで同社「Q-Fan」技術によるファン速度制御も利用できる。
ファンレスのFusionマザーボードは、同じASUS製のmicroATXモデル「E35M1-M PRO」に続いて2種類目。
Fusionマザーボードとしての基本スペックは、チップセットがA50M(Hudson M1)で、6Gbps SATAやUSB 3.0、Bluetooth 3.0、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、1000Base-T LAN、8chサウンドなどを標準搭載。画面出力コネクタはHDMIとDVIがついている。
拡張スロットはPCI Express x16(x4動作)×1とDDR3 DIMM×2。付属品はマニュアルや無線LAN用の外部アンテナ(2個)など。