H61搭載のSandy Bridgeマザーも登場、約8千円
[3/5号]
販売再開となったSandy Bridge向けのLGA1155マザーボードだが、さっそく新チップセットの製品が登場。廉価版チップセット「Intel H61 Express」を搭載した製品がBIOSTARから発売された。

microATX対応の「H61MH」で、実売価格は7,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●6Gbps SATA省略の廉価版

Intel H61 Express(以下H61)はIntel H67 Express(以下H67)の下位チップセット。主な相違点は6Gbps SATAインターフェイスがない点で、合計SATAポート数も3Gbps SATAのみの4ポートに減っている。また、PCI Expressインターフェイス(x1~x4スロット用)の総数も8から6に、USB 2.0ポート数も14から10にそれぞれ減少している。

H61MHはそのH61を搭載したLGA1155マザーボード。追加チップによる6Gbps SATAやUSB 3.0といった機能はなく、比較的シンプルな製品だ。搭載チップセットはB3リビジョンのもので、パッケージにも「B3 VERSION BUG FREE」という表示がある。

スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DIMM×2(DDR3 1333/1066、最大8GB)。主な搭載機能はHDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、3Gbps SATA、6チャンネルサウンド。

ちなみに、このマザーボードは現在入手できるLGA1155マザーボードとしては最も廉価な製品。1月のSandy Bridge発売時にはFOXCONNの「H67S」(1月8日号時点の最安値は7,980円)といった安値のH67マザーボードも発売されているが、今のところ、それらは販売再開されていない。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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