搭載チップセットはAMD 890GX/SB850。実売価格は11,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●8コアの「Bulldozer」にも対応
現行のAM3 CPUも利用可能
Socket AM3+はAMDの新CPUアーキテクチャ「Bulldozer」で採用される予定の新型CPUソケット。Bulldozerでは8コア構成や3.5GHz以上のクロックが実現できるといい、2011年の中盤にも登場するとされている。Socket AM3+では、Socket AM3対応のCPUも利用できるとされており、チップセットも既存のAMD 8シリーズが採用される。
890GM Pro3 R2.0はそのSocket AM3+を備えたmicroATXマザーボード。従来のSocket AM3マザーとは異なる黒いCPUソケットが特徴的だ。ちなみに、ソケット上の刻印は「SOCKET AM3b」となっている。
対応CPUはPhenom II X6/X4/X3/X2やAthlon II X4/X3/X2など。パッケージやマニュアルには8コアCPUに対応する旨も表示されているが、具体的なモデル名は記されていない。また、ショップでは「現時点では8コアCPUの入荷予定はない」という。
スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DIMM×4(DDR3 1866/1800/1600/1333/1066/800、最大32GB)。主な搭載機能はHDMI、DVI、VGA、6Gbps SATA、eSATA、USB 3.0、Gigabit Ethernet、7.1チャンネルサウンド。ほかにも、USB 3.0ポートを高速化するという「XFast USB」やGUIによるBIOSメニューなどの機能が搭載されている。