SSDとHDDを組み合わせて高コストパフォーマンスのハイブリッドドライブが構築できるというHighPoint製6Gbps SATAカード「RocketHybrid 122x Series」が発売された。
発売されたのは、SATAコネクタ2基の内蔵ドライブ対応モデル「RocketHybrid 1220」と、eSATAコネクタ2基の外付けドライブ対応モデル「RocketHybrid 1222」の2種類。実売価格はいずれも8,980円前後だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●SSDをキャッシュにする「HyperDuo Virtual Drive」を構築
コントローラはMarvell製
RocketHybrid 122x SeriesはMarvell製の6Gbps SATAコントローラ「88SE9130」を搭載したPCI Express x1接続のインターフェイスカード。
SATAポートまたはeSATAポートを2基備え、SSDとHDDを接続することでハイブリッドタイプのドライブ「HyperDuo Virtual Drive」(以下HVD)を構築、高コストパフォーマンスを実現できるという。
HVDはPCから1ドライブとして認識され、SSDがキャッシュのように機能、一方でHDDによる大容量も提供できるという。同社によれば、性能はSSD単体の8割程度ながら、コストは同容量のドライブをSSDのみで構築した場合の約3分の1になるとしている。なお、ミラーリングにより冗長性を優先させる「Safe Mode」に設定することもできる。
カードサイズは101.3×105.7mmでLowProfileスロットにも対応。対応OSはWindows 7/Vista/Server 2008(32bit/64bit版)で、OSの標準ドライバで動作する。