販売を確認したのはいずれも米国版で、Wi-Fiモデルが16GB(白色/黒色)と32GB(黒色)、3Gモデルが64GB(白色)。モデルによっては既に完売している。
iPad 2は9.7インチのマルチタッチ対応液晶パネル(1,024×768ドット)を搭載したタブレット端末で、初代のiPadから「33%薄く、15%軽くなった」(アップル)というスリム化、軽量化された筐体が最大の特徴。本体のサイズは幅185.7×高さ241.2×厚さ8.8mm、重量は601g(Wi-Fiモデルの場合)。
ほかにも、720p動画も撮影できるカメラや、カスタム設計のデュアルコアプロセッサ「Apple A5」(クロック1GHz)を新たに搭載するなどハードウェアも強化。同社は、プロセッサの強化により処理能力はiPadの2倍、グラフィック性能は9倍になったとしている。また、カラーバリエーションとしてブラックに加えホワイトが新たに用意された。液晶パネルのサイズや解像度のほか、最長10時間というバッテリ動作時間は従来同様。
また、iPad 2では「風呂蓋」とも揶揄される折り畳み式カバー「Smart Cover」が別売で用意されているが、これについてはJan-gle 3号店(ブロックC1-[e5])がサンプル入荷。店頭に展示している。ただし販売については「未定」とのこと。
なお、今回販売されたの日本向けではない海外版だが、Jan-gle 3号店(ブロックC1-[e5])がサンプル展示していたWiFiモデルを確認したところ、設定画面で日本国内用の技適マークも確認できた。サポートなどが国内でどうなるかは不明だが、少なくとも無線LANの利用には問題ないものと思われる。