実売価格は22,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●表面を覆うパネルでマザーボードを冷却
SABERTOOTH P67は今回が初登場のIntel P67 Express搭載マザーボード。2010年9月に発売されたIntel X58 Express搭載マザー「SABERTOOTH X58」と同様に、米軍規格に準拠するという高耐久性や高品質をうたうのが特徴だ。
SABERTOOTH P67ではユニークなパネル状の冷却機構「Thermal Armor」を新たに採用。Thermal Armorはマザーボードの表面を覆うように装着されており、同社によれば表面全体にエアを循環させる役割も持つという。
このパネルはスロット間の隙間など、さまざまな場所を埋めている徹底ぶりで、まるでパネル内にスロットが埋まっているような印象さえ受ける。もっとも、電源コネクタや各ピンヘッダ、SATAポートなどのインターフェイス類はちゃんと露出しており、もちろん問題なく使用可能だ。
このほか、チップセット部、拡張スロット部、メモリ部など各部の温度を測定し、ケースファンの回転数を自動調整して冷却を行なうという「Thermal Radar」や、8+2フェーズのデジタル制御VRM「DIGI+ VRM」などの独自機能も搭載している。
スロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x1×3、PCI×1、DIMM×4(DDR3-1866/1800/1600/1333/1066、最大32GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps SATA(4ポート)、eSATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部×2、ピンヘッダ×2)、IEEE 1394、8チャンネルサウンド。
なお、このほかのASUS製Sandy Bridgeマザーボードも25日(金)から順次販売再開になる見込み。これらに関しては別記事を参照のこと。